以前にイコクのブロガーさんに
おすすめいただいていた作品…




Amazonプライムにあがってきていたので
いそいそと鑑賞した日曜日。

とてもすてきな作品でしたが
記録に残せるような
よい言葉が浮かんでこなくて…
悲しいコーユーノニガテナノ💦
でも、もったいないから
記事にしちゃう(笑)。


よかったら読んでねーひらめき飛び出すハート
うまくかけるかなー。


あらすじは以下に。

自分の価値を認めてもらえない専業主婦が一念発起し、英語が苦手というコンプレックスを克服して誇りと自信を取り戻していく姿を描いたインド製ドラマ。専業主婦のシャシは、2人の子どもと忙しいビジネスマンの夫サティシュのために尽くしてきたが、事あるごとに家族の中で自分だけ英語ができないことを夫や子どもたちにからかわれ、傷ついていた。ニューヨークに暮らす姉から姪の結婚式の手伝いを頼まれ、渡米したシャシは、「4週間で英語が話せる」という英会話学校を見つけ、姉にも内緒で英会話学校に通うことを決める。仲間とともに英語を学ぶうちに、次第に自信を取り戻していくシャシだったが……。主演はインドで国民的人気を誇る女優のシュリデビ。新鋭女性監督ガウリ・シンデーがメガホンをとった。





見やすかったし
すてきな映画だなーと思いました。

主人公の女性シャシがとても美しかった!

女性を花に例えるような陳腐を
許していただけるならば…

シャシが夫に自分の仕事を軽んぜられたときの
しおれた表情であったり、
うまく英語が使えずに
トラブルにあった彼女には
はらりも花弁を散らす花を見るのだし、
得意のお菓子作りをするときの
ふんわりとほころぶさまは
匂い立つよう。



NYの街を戸惑いながらもわくわくと
歩く姿、
英会話学校で生き生きと学ぶ姿は、
水を吸い上げて
さあ!と開く
やはり美しい花なのでした。



この作品…

シャシの美しさを

これは外見だけでなく内面も

汚れのない女性と表現されているのに対し、


彼女の夫はモラハラするし

娘は生意気で浅薄。

息子も、まだ幼いにしても

なかなかにイライラさせる言動が目立つ。


またNYという場所も

排他的というのか差別的というのか

英語できないとねーな

シビアな面がくっきり描かれていて、

否が応でもシャシに寄り添った見方を

してしまうのですよね。


加えて
「料理は男性がすればアート、
女性のそれは義務や家事労働としか
認識されない」なんて台詞を聞けば
うんうんと100回頷いてしまう私。 

女性とか主婦とか関係なく
その人を、そして、その人の行いを
きちんと見て接することはだいじだよね、
程度の思いだったけれど、
そういえばインドって
女性差別すごいんだっけ???と
背景を想像すると
女性は、主婦は、
もっと尊重されるべき!という気持ちに
なっていくのでした。

苦手を克服する努力をして
自分を認めることができたシャシ。
自尊心を持ってはじめて
他者への本当の意味での思いやりや
リスペクトの気持ちを持つことができる…
そう感じることができたシャシは
ラストでは
やはり優しく
そして大きく輝くように
花を咲かせるのでした。
メデタシメデタシ、が、やはりインド映画!




映画鑑賞において
あまり教訓のようなものを
重視していず、
表面で楽しむのがすきなので、
感想も上滑りというのか
たいしたことが書けないのだけれども、
この「マダム イン ニューヨーク」、
ご興味あればみてくださーい!
という記事でした。


シャシを演じられた
シュリデヴィさんは
公開の2012年当時49歳。

最近の作品は?と検索してみたところ
彼女は2018年に
事故で亡くなっていました…。






mieru