「特定失踪者という不条理」 | suehisa223のブログ

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「特定失踪者という不条理」

 4月13日付けの毎日新聞朝刊のオピニオンコーナーに“特定失踪者という不条理”とのタイトルで、特定失踪者・賀上大助氏の母である賀上文代さんのこれまでの活動と、それを支援してきた救う会徳島の活動が紹介された。(写真)

 これまでのマスコミ報道とは違い、家族会・救う会及び政府の取組とその成果について疑問を投げかける記述がでたことは大いに評価できる。2002年の日朝平壌宣言以降、我が国の拉致被害者救出活動をリードしてきた家族会・救う会が主張する全拉致被害者即時一括帰国は、結果として誰一人も取り戻せないでいる。

 その現実に対して疑問を投げかけるマスコミが存在しないのはどうしたことか、マスコミは家族会・救う会に忖度した報道に終始していることに問題はないのか、私が筆者である井上英介毎日新聞徳島支局長に特に訴えたのはこんな内容である。今回の記事は、拉致問題の報道として確実な一歩を踏み出したと受け止めている。ご苦労も多々あったと思うが、こうして記事にして全国の読者に我々の想いを伝えてくれた井上支局長に心から感謝申し上げたい。