そして、ドキドキしながらソーシャルアパートメントの内覧に。

 

いざ行ってみたら、わかってたことやけど、なんか…

…部屋がなんか狭い…。

 

いや、わかってたことやから、入らない家具とかは、親戚の家に預けて…とかいう計画も立ててたんやけど、それにしても部屋が狭く感じて…。

 

案内してくれた人がやたらと言う

「まあ、部屋は寝に帰るだけだと思ってくれれば。リビングはこっちのデイルームなんだし。」という言葉で、

どんどんワンルームマンション感が薄れていってしまって。

 

いや、それでも住んでみようと思ってたんです。

 

でも、極めつけに言われた言葉が、

 

「入居者のほとんどが20代後半から30代前半で、ほぼ全員が女性です。女性の方がこういうのに好奇心が向くんで、特に新築のソーシャルアパートメントの入居者は最初はほぼ女性なんです」

 

これで、あー…ないわ…チーンと思っちゃいました。

 

女子の集団が得意じゃなくて、それも自分より若い子ばっかり。

職場も倍くらい遠くなって、お金もかかるようになるのに、これは意味ないわ…

 

ということで、ソーシャルアパートメントという選択肢はなくなったのですが…

 

それでも、私は“生活の中で自然に出会う”っていうのを諦めることができませんでした。

「仕事人間の私を、誰かそのまま好きになってほしい」っていう気持ちがあったから。