先生は優しいのと厳しいのとどちらがいい？

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子供の頃からあるお稽古事をしていました。

最初の先生は優しくて大好きでした。

お稽古事も近所の親戚のお姉さんと一緒に行けてうれしかったです。

親の転勤で引越ししました。

そこでもお稽古事を続けました。

新しい先生も優しくて大好きでした。

でも先生の都合で

一年後別の先生に変わりました。

その先生は厳しくて怖くて

一気にお稽古事が嫌いになりました。

また転勤で引越しました。

今度の先生も厳しかったです。

もう大嫌いだったのでお稽古事をやめたいと何度も母に言ったのですが

やめさせてもらえませんでした。

仕方なく続けました。

家を買ったのでまた引越しして先生が変わりました。

その先生は近所でも厳しいと評判の先生で

辛くてやめた生徒さんもいました。

弟もやめました。

今でも「〇〇先生は厳しかった」と言ってます。

でも私は厳しかったけれどその先生が大好きでした。

その先生に変わってからお稽古事も大好きになり頑張るようになりました。

先生が、お稽古事が、大好きだから頑張る

先生に褒めてもらえる

　　　　　　
それがうれしくてまた頑張る

その繰り返しでした。

今思えば

過去に厳しく教えてくれた先生がいたから

大好きなった時に頑張れたんだと思います。

途中でやめさせてくれなかった母にも今は感謝しています。

学生時代厳しい先生のゼミ生になりました。

私がその先生を選んだと言うよりも

先生の方で私の面倒を見て下さりました。

厳しくて大変でした。

でもこれは実はとてもラッキーなことだったのです。

卒業するのに面接みたいなものがありました。

私のゼミの先生はその面接で厳しい突込みをするので有名でした。

泣き出す学生もいたそうです。

でもその先生のゼミ生だった私は

その先生からは質問されなかたったので

無事何とか卒業できました。

ほっ

卒業して〇十年たちますが

今でも年賀状を出しています。

とある場所でその先生をお見かけする機会がありました。

髪に白いものがだいぶ混じってましたがとてもお元気そうでした。

そのときのことを年賀状に書いたら「声をかけてくれれば良かったのに」とお返事がありました。

ちょっと声をかけられるような場所ではなかったのですが

そういってもらえてうれしかったです。

先生は厳しいほうがいいと思います。