4年前の4月8日

大阪から東京の友達の家に救急車の依頼をかけた。

扁桃腺で高熱が続いていた友達

リアでもアメーバでもお友達と思わしき人が沢山いた人だった。

よくよく考えたら「頼られてばかりの人」だったのかも知れない。

その方に救われた人は沢山いた筈なのに…

高熱で深夜に病院行って来ます!って更新があったのに…

ご近所の誰一人メールも電話もしていないのが不思議だった。

その人の家から色んな作業を持ち込んでいた人が画像UPで更新していたり…

何かと頼られている人だった。

自分の愚痴や困りごとは口に出さない人だった。

でもね…

状況を考えたら子供でも判る事が沢山あった筈なのに…

本人の承諾を得て、東京の役所に相談して救急車を搬送して貰える方法を教えて貰った。

その1時間にも満たない間に扁桃腺の菌が脳に至っていたんだろうね…

私が救急車を呼ぶ事に踏み切ったのも電話に出る事も出来ない。

メールの返信の様子が話の辻褄が合わなくなっていたので、髄膜炎の心配…

扁桃腺も菌やウィルスみたいなのが脳や色んな器官に進入したら命にかかわる事が沢山あるもの…

救急車の人は友人の自宅に着いたら…

「今、現場に着きましたから心配しないで下さいね。おうちの玄関まで出てこれないみたいで、警察呼んで窓から入りますから!」

その言葉が私を安心させた。

その日を境に連絡が途絶えたけれど、病院に入院して治療を受けているから出られないと思っていた。

信じたかった。

その年の4月に同級生が病気で亡くなっていたと知った後も心配だったのだけど…

どうにも色んな意味でアクセス出来ない。

そのうち8月に入り…

お盆の支度をした時に4月に亡くなった同級生の為に先祖供養の陰膳と同級生の為の花や供え物、を買い物をしていたら…

新しい仏様の為に別で供えるようの蓮の花が気がついたら、1本多く買っている。

「ん?」

気がついたら、先祖以外の同級生用の供養の料理も一皿間違えて多く盛り付けていた。


そしたら…

娘ぴぃちゃんの目から涙が自然に流れて…


「何だか判らないし、信じたくないけど… たぶんMさん、亡くなったね…」

彼女らしからぬ言葉

そうだね…

慕っていたもんね。

熱さえ出さなければ、4月の初旬に大阪にきて、一緒に海遊館にいく予定だった。

微熱が高熱に変わって、高速バスをキャンセルして、そのままになっていた。

そして…

お盆が終わる8月16日

見知らぬ携帯番号から着信…

東京の警察からだった。

死因も亡くなった推定時刻も判らない状態だなんて…

発見されたキッカケも亡くなったので住宅ローンの引き落としが止まったから調べに行った人に発見されるまで誰も訪ねていかなかったなんて…

救急車がきても命にかかわる状態だとしても本人が拒否したら、引き返すなんて知らなかった。

人権の尊重?

でもでも傍で倒れてくれたら強引に救急車に乗せたのに…

窓を破る時に呼んだ警察の説得にも応じなかったので引き上げたって…

それを私に連絡してくれなかったのは個人情報の保護の法律の為って言っても…

法律は判るけど

判るけど…

判りたくなーい!!

離婚して離れて暮らしていた小学生の娘ちゃん

親の命日も判らない。

男女の区別もつかない遺体なんて会わせられないじゃん!!

お母さんは友人が中学生の時に亡くなっていて、ごきょうだいもいなかったので…

年老いたお父さんが自転車で10分ほどの場所に暮らしていたと聞いていた。

嫁に先立たれ、子供に先立たれ…

ある誤解から友達数人と仲間割れになった事があった。

その時に友人らしくなく、友達数人の名刺を処分した、と聞いていたので警察は連絡していないようだった。

なんせ救急車を呼んだ私の通信履歴だけが、友人が最後に確実に生きていた証なので大阪まで警察が電話してきた位だもの…

あれから4年、早いなぁ…

お父様は当時80歳前の高齢の一人暮らしと聞いていた。

もう消息は判らないけれど…

命日が判らないって本当に踏ん切りがつかない。

この日から8月16日まで、毎年頭から離れない日が続くんだもの…