2022年7月30日 午前9時45分
 

前日から入院していた動物病院で永眠致しました。

 


我が家にきてくれたのは14年前の8月12日

脳の発作と認知症の症状が表れたのは2年前の7月でした。

本当に頑張ってくれました。

何度も危険な状態になり、落ち着きを繰り返し少し安堵していた時期でした。

亡くなる3日前の夜からふやかして潰したカリカリや好きなお粥、流動食も受け付けてくれなくなり、2日前の夜に犬歯の付け根から出血を見つけました。

掛かり付け動物病院の受付時間も過ぎて、夜間の救急センター受診も考えましたが、生舞の状態で出来る医療は限られている事と移動中の負担や初めての病院で思わぬ事になる恐れもありましたので、掛かり付け動物病院の受付時間を待ちました。

時間がきて電話を入れて予約時間より早めに出掛けて待合室で待っていると看護師さんが様子を見にきてくださり、体温を計ると酸素もあり、室温の調整された部屋に入れて待たせてくれました。

血液検査をしようにも脱水と血圧低下、低体温で注射針が入りません。

点滴の為の静脈確保に数十分かかりベテランのドクターが採血してくれました。
その時に心臓が止まっても不思議じゃない状態でしたが、頑張ってくれました。

点滴を繋がれてしんどい筈なのに一生懸命起き上がろうとしてくれました。

私は名前を呼びながら泣く事しか出来ませんでした。

入院先の病院は夜間は無人になると言う事で考えましたが、点滴すら輸液ポンプでゆっくり入れないと危ない状態の子に点滴を外して帰っても脱水させて苦しむ事になるだろうと入院のままお願いする事にしました。
 

覚悟はしていたものの、生舞と過ごした歳月が幸せ過ぎました。

 

 

 



明け方の3時頃、虫の知らせがしました。

もう生舞はお空に還って行くのだと…

せめて誰もいない時に苦しんで終わらせたくない、誰か病院の方がこられるまで生舞を守って欲しいと祈る事しか出来ませんでした。

臨時で生舞を診て下さったドクターは予定より凄く早い時間に出勤して下さりました。

まるで待っていたかのように頑張ってくれたとの事でした。

早め早めに処置して下さり、せめて私が病院に行く時間までもたせようと蘇生処置もしてくださいました。

迎えに行くと看護師さんに綺麗に洗って貰って棺に寝かせて貰っている生舞は穏やかに眠っているような綺麗なお顔でした。

そこから時間が止まったように今までブログ更新が出来ませんでした。

この場所は生舞がきてくれて開設した場所なので残す予定ですが、更新は未定です。

暫く更新も滞っていたブログを読みにきて下さった方々、ありがとうございます。

生舞がお空に還って逝きました。

今度は生舞とお空で再会するまで1日1日を大事に生きていこうと思います。