新しい年が明けました。生舞も我が家にきて12年と5ヶ月です。去年の8月に痙攣発作を起こしてから一時期は余命僅かの覚悟をするようにと獣医さんからも宣告されましたが、発作の予防薬やサプリメント、発作時の坐薬で新しい年を迎える事が出来ました。認知症の症状は沢山出ていますが、前より甘えん坊で自己主張の強い子になりました。病気になる前は先住犬の凪に遠慮していたのかも知れません。「もう遠慮しないもん!」そんな感じなのかも知れません。もう一つのご報告、我が家の三番目の子で年長犬の阿南が2021年に日付が変わると同時に虹の橋を渡りました。12月31日、生舞の診察を終えて帰宅したら珍しくケージから脱走していて毛布もない場所で動けなくなっていました。阿南の元飼い主は簡易宿泊所住まいで犬を済ませる事は出来なく、アチコチのペットホテルを転々としていた子で最後のペットホテルで3年8ヶ月滞在していました。宿泊だけで預かった仔はペットホテル側の人間が勝手にトリミングも出来ないらしく、フエルトの塊のような子でした。うちの三番目の子にお迎えと決めて正式譲渡契約をして、動物病院に連れて行ったらワクチンを接種した形跡はなく、酷い歯周病で去勢手術と全抜歯後に顎の骨折が判明しました。正直、術前は気がつかなかったので、既に折れていたのか、手術中の事故だったのかは分かりません。でも執刀して下さった獣医さんは最善を尽くしてくださったと今も感謝しています。顎の骨が砕けていたので口の開けっ放しの阿南は事故防止に留守番はケージに別でロックをつけたりして脱走防止をしていました。お迎えした時は推定11歳、あるから11年と5ヶ月で去年は食事以外は寝ている事が大半でした。大晦日は独立した ぴぃ姉ちゃんが帰宅していたので久々の家族一緒を待ちわびたのかな。抱き上げたら体温は随分下がっていて、ぴぃ姉ちゃんがバスタオルに包んで抱き上げられた阿南は気持ち良さそうでした。
体温も上がりはじめ持ち直す事を祈っていましたが、2021年に年が変わった直後に静かに虹の橋を渡りました。

生舞ちまんより年上だけど生舞まんの弟分として仲良く楽しい時間を ありがとう。

スーちゃんママも、いつかそっちに逝くから、また遊ぼうね。
だから サヨナラは言わないよ。