先の記事でドイツでの800以上の動物保護施設の事なんですが、逆に800以上の保護施設があると言う事は手放す人もそれだけあると言うだけで
身勝手な飼い主がいない国ではないと言う事なんです。
実際にドイツでは日本円でおよそ一頭につき年額9000円から18000円ほどのペット税が課せられています。
金額の幅は自治体によって値段が違うと言う事と、闘犬のような特別な犬種、小型犬や大型犬によって金額の幅があるようです。
この金額に関しては今年に入って知ったのですが、ドイツがペットに課税すると言うのは10年ほど前にドイツからきた御近所さんから聞いて知っていましたが、その方が言うには「ある一定の規定の躾の試験をクリアした犬に関しては非課税になる」と聞きましたが、今も、その制度が残っているのかは定かではありません。
ドイツが導入しているペット税に関しても施設を作る目的と言うより無責任にペットを飼ったり、無責任に繁殖させない為らしく、2頭目からは税額も割高になるとか…
今、動物愛護を訴えている人でドイツや外国のやり方を賞賛している人が国ではペット税、動物保護施設は民間で賛同者だけを集めて施設を作ると言って自分達の生活に取り入れようと積極的に思える人はどれ位いるでしょうか?
日本だって、生舞とのご縁を頂いたyasuママ様や他に個人ボランティアやボランティア団体が存在する中で、規模は個々に違いはあるけれど、まんざら情けない国ではないと思うんです。
そりゃ、ボランティアさんやボランティア組織が100%良い組織だけとは言いません。
それでも、その方たちによって、1日でも命を長らえて生きている現実があるんです。
そして勝手な飼い主は沢山いるけれど、それは日本人だけではないんです。
ドイツに800以上の保護施設があること自体が物語っているのではないでしょうか?
身勝手な飼い主に国境はないんでしょう…
では日本の国が財源確保、議員のムダ使いと言っても、過去の清算を始めようとしている中に生きてる国民が職につけず孤独死や餓死、テント生活対策をしている中にスピードの優先順位をつけるとしたら、飼い主が経済的にペットを手放すに済むシステムを先にして貰わないと困る現実もあると思うんです。
やっぱり国に頼るか、自分達でお金を出し合ったり、保護犬を引き取ったり、捨てたり虐待防止の意識つけからするしかないのが現実ですし、実際にドイツでもペットを殺さない国になっているのは民間や個人が動いているのが現実なんです。
ペットカテゴリーで書いてるブログは お子さんも閲覧されている可能性も高いので書くことは迷ったのですが、奇麗事だけを書いても仕方ないので書きますが…
ドイツは国のシステムとして売春婦も合法化して、社会保障を与えています。
その代わり、売り上げに対しての課税額は大きいんです。
違法としていたモノを合法にして、国の流れを変えて財源も確保する。
ドイツが導入した「セツクス税」とは? 詳細記事リンク
今の日本ではタブーとされている部分です。
この制度に関しては個人的見解はあえて書きませんが、皆さんが日本に取り入れて財源を確保して、福祉や動物愛護にも廻して欲しいシステムですか?
綺麗な部分だけを報道する日本のテレビ局や雑誌
大半の人の情報はテレビや雑誌や新聞から取り入れていると思うのですが、どこまで正確で偏らない情報を報道しているのでしょうか?
ドイツの今の経済状況は日本人が考えているほど、未来永劫安泰と言う訳ではありません。
近々、ドイツで一番大きな百貨店が潰れるらしいのですが、ドイツの国が買い取る話もあったのですが、どうやらイギリス人が買い取るようです。
そこに出店してる友人が持ち主が変わる事で再契約をする為に再度大きな出店料を契約者に支払わないといけないかも知れないと、愚痴ってましたから…
国内最大の百貨店が外国人に買い取られると言う現実の中でドイツの台所事情が垣間見れたりします。
隣の家の芝生は青いです。
それでも中に入れば、同じなような気がするんです。
以前、ボランティアをなさっていた方のお話で国際結婚なさった方で日本に滞在していた方が離婚によって、ドイツに帰国する際に日本で飼っていた犬をドイツに持ち込めないと言う事で結局、日本のボランティア団体に託さないといけなくなったんです。
動物愛護の精神はあっても、国籍があっても入国する際に持ち込めないドイツの国の事情の詳細は分らないのですが、結局、母国に帰国してくる人のペットさえも持ち込めない規制があると言うのは「殺さない国の理屈」に矛盾が出てくるように思えるのは、スーちゃんママだけでしょうか?
そんなに日本人や日本の国の動物愛護の精神が欠落していると嘆くレベルまで落ちているのでしょうか?
続く…
家族に犬を迎え入れる時、【保護犬】の存在も選択肢にある事を知って頂きたいです。
クリック応援宜しくお願い致します。