何回かに分けてマイカーの軽自動車(スズキのパレット)を車中泊仕様にした工程を書いてきたこのシリーズも今回で4回目、最終になります。(その1→☆、その2→☆、その3→☆)
私の記録でもありますが、特別な車を買わなくとも今乗っている車でDIYが苦手な私でも出来た軽自動車を車中泊仕様にした工程が誰かのお役に立てるかもしれないと思い書いてきました。
最終の今日は『車中泊を快適にする収納』について書きます。
軽自動車での車中泊は寝るスペースを確保するだけで車のスペースのほとんどを使てしまいます。
私の車のパレットも就寝時に荷物を置く場所はダッシュボードくらいしかなかったので寝るスペースを確保しながらのダッシュボード以外の収納場所確保を工夫しました。
車中仕様の車の収納は床下に確保する方法と天井に確保する方法があると思うのですが、DIYの苦手な私は床下はハードルが高かったので天井に確保する方を選びました。
その方が二人以上乗るときに後部座席を設置しやすいというのも理由です。
それでは収納の工夫を書いて行きます。
セリアでこんな両端にフックが付いている長さが調整できるゴム紐を買ってきました。↓
一本110円で車の備品コーナーに売っていました。
後部座席の両脇の天井に着いている取っ手?に長さを調整したこのゴム紐のフックを掛けます。
何本も掛けると幅が出て棚の様になります。私は7本掛けました。
これで天井に荷物置き場が出来ました。↓
この写真は枕を挟んでいますが、就寝時には着替えなどがここに挟めますし、その他下に有ったら邪魔だと思うものはここに挟んでしまいます。
その他の工夫は、
こんな丸いプラネジが車のところどころに有るんですが、これに大きなクリップをボタンをボタン穴に入れるように挟みました。
ちょうど天井に4か所プラネジがあったので同じように大きなクリップを挟みました。
挟んだクリップにセリアで買ったフック付きのゴムネット(110円で自転車の備品コーナーにあります)のフックを掛けたらここにも収納が出来ました。
プラネジの強度はあまり無いと思うので重い物は乗せられないと思いますが
私はティッシュやウェットティッシュなど軽くて使う頻度の多い物をここに置きました。
あとは、車のこんな隙間に↓ダイソーで買った5個位(正確な数は忘れました)で110円のフックを何個か取り付けておきました。
このフックのお陰で掛けられるものは全部掛ける収納にでき床面の確保ができます。
この形状のフック↓は隙間にうまく入ってくれていいんです。
ダイソーでワイヤーネットを使った収納が売っているコーナーにあります。
あとは、ホームセンターで買った棚板にダイソーで買った突っ張り棒3本を取り付けました。
ホームセンターで突っ張り棒を挟んで固定できるこんなの↓(名前分からん(笑))を買ってネジで固定しました。
DIYが苦手な私はネジの取り付け位置を決めて、後は夫にお願いして取り付けてもらいました。
この突っ張り棒を取り付けた板を、突っ張り棒を下にして、車後部のはめ込み小窓のくぼみを利用して突っ張り棒で固定します。
取り付けるとこうなります。↓
荷物置き場兼テーブルです。
以上、こんな感じで車中泊を快適にするために床面を確保する収納の工夫をしました。
さっと記録しておこうと思った『軽自動車を車中泊使用にしてみた!』も結局4回に分けて書くことになってしまいいました。
長々読んでいただいた方ありがとうございまた!
実は私の記録として『今』残したいと思ったのには理由があります。
この色々工夫したパレットを手放すことになったんです。
新しい車を買うことになりました。
パレットを乗ってもうすぐ12年、ところどころ修理が必要な所も出てきて次の車検が来る前に乗り換えが必要だと思っていたのですが、ご縁があって次に乗りたい車が見つかりました。
そして今日納車でパレットで最後のドライブをして車屋さんの向かい新しい車と乗り換えてきます。
息子が小学校高学年の時に買って「息子が中学になったら通学自転車がパンクした時は乗せられるくらいの軽自動車が欲しい」なんていう理由で選んだこの車。
数年後片付けのアドバイザーで起業した私の大量の荷物を運ぶのはこの車なしではできないことでした。
ここ数年は車中泊やデイキャンプでも楽しませてもらって、子育て、仕事、遊びと大活躍な車で思い出も一杯です。
最後にパレットの写真を一杯撮ってこのブログにも記載できたので本当に良かったです。
「ありがとうよ~パレット♡」