思い出になるのです。

売れている音楽、売れていない音楽、リリースされずに世の中に発表される事のない曲。
これはあくまでプロとしてのミュージシャンの立ち位置から見た場合だけど。

大好きだった曲を口ずさんだ時、思い出す時、その頃の自分の事を思い出す。
これはとてもとても美しい事であり、ミュージシャンからすれば
「リリースした瞬間にその曲は自分のものでは無くなり、その人の物になる。」
という意味にもとれる。

そんな曲があるのに売れないミュージシャン。
ごく一部の人にはとてもとても大切な曲なんだろうけど、
それが大衆的な音楽にはならずに終わって行く。

終わらせたくないミュージシャンが来年デビュー１０周年を迎えようとしている。

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