坪野さんらは、宮城県に住む40歳以上の男女約2万6000人を対象に調査をすすめた。
その結果、胃がんの発がんリスクは、一日一杯未満の人のリスクを1とすると、一~二杯で1.1倍、三~四杯で1.2倍、五杯以上で1.2倍となった。
これは、毎日五杯以上を飲んでも、胃がんのリスクは低下しないことを意味し、五杯以上の緑茶はがん予防につながらないことになる。
ここの論文は、日本の研究者に議論を巻きおこし、九州大学の古野純典教授(予防医学)は、同じNEJM誌にレターを投稿した。
古野さんによると、これまで日本と中国であった疫学研究は、だいたい、一日八杯以上という大量の緑茶を飲むと、胃がんのリスクが低くなる可能性を示唆している。