中央アメリカで実施された考古学調査の結果、トウガラシは紀元前7000年にはもうメキシコで食べられていたことがわかった。

紀元前5000年には栽培がはじまっていたのではないかと思おれる。

とすると、トウガラシはアメリカ大陸で栽培された最初の野菜のひとつということになる。

コロンブスは最初の航海で早くもトウガラシを発見し、原住民の食べているコショウのようなものだと説明した。

コショウという言葉がひきあいに出されたのは、それを獲得することが航海の大きな目的のひとつだったからである。

ピエール・マルティは、コロンブスがたいへん辛い"コショウ"をスペインに持ち帰ったと報告している。

あまりにも早く見つかったこの香辛料は、その後、新世界に存在する唯一の偉大な香料であることがわかる。