傷ついたのなら、 許すときが来たということ | 須藤峻のブログ

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すどうしゅんによる、心の探究日誌。
生きることは不思議に満ちてる。自由に、自在に生きるための処方箋。

傷つく経験をしたのなら、
傷つくってなんのことかを考えてみるんだ。

 

傷つく という現象は、
僕らの心の中で起きること。
すなわち、科学的な作用だってこと。

 

傷つくとは、どういう現象なのか?
傷つく という体験のメカニズムは?
傷つくって、本当は何のこと?

 

もったいぶったけど、
簡単に言えば、僕らが傷つくのは、人を裁いた時なんだよね。

 

人を裁くと、自分が傷つく

 

だから、相手を責めるほどに
自分が損なわれていく。
自分の正しさを証明しようとするほどに、
自分を見失っていく。
何かを取り返そうとするほどに、
自分から離れていく。

 

傷ついたのなら、
許すときが来たということだ。
 

自分の正しさを、手放す。
その時、僕らは、裁くことをしなくなる。

 

これがわかると、
傷つくという体験は、
全く違う意味を持ち始める。

 

あなたは、傷つけられることはできない。
自分を、傷つけることができるだけだ。
 

だから、それをやめる選択もできる。

 

決める。
 

それだけのこと。
たったそれだけのことで、
世界は全く異なるものとして、
僕らの前に現れてくる。