最近考えていること | 須藤峻のブログ

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すどうしゅんによる、心の探究日誌。
生きることは不思議に満ちてる。自由に、自在に生きるための処方箋。

久しぶりに、文章を書いている。

書き出す前から、まとまらない長い文章になるだろうと予測している。

けど、それも、悪くない。

 

最近、いくつかの印象的な出会いがあって、

自分のことを省みる機会を得た。

 

自分が選んできた道を振り返ってみる。

すると、同時に、選ばなかった道のことも考える。

 

僕は、野心家でもなかったし、大きなビジョンもなかった。

特別に秀でた知性も、特殊な能力もなく、情熱も勇気もなく、

年相応の精神性と日本人平均的な惰性をもって、

与えられた場所で、与えられた役割を生きてきた。

 

面白いもので、この与えられた場所で、与えられた役割を生きると

人生は、進んでいく。必要な方向へと。

 

選択って、自発的なものではなく、

偶然にも、川の流れと同じ方向性を志したときに、

それを自分が選択したのだと、錯覚するだけ。

そんな気もするから不思議だ。

 

そんな風に生きていたら、

誰の人生も、どんな人生も、平等に価値があって、

素敵なものなのだと、言えるようになったなー。

それは、僕の重ねてきた日々のひとつの成果だ。

もともと、そう思っている人もたくさんいるだろうから、

僕の旅のお土産ってやつは、ほんとにちっぽけだ。

だいたい、僕が手にした成果ってのは、こんなやつだ。

 

それで、あの頃より、自分が自由で幸せで豊かかというと、そんなこともない。

あの頃も、同じように、自由で幸せで豊かだったからね。

 

だから、僕が旅から持ち帰ったものを見て、

多くの人は、こいつは何をしてたんだ!と思うだろう。

僕も、そう思って、笑ってしまう。

 

人生に、目的も成果もないものね。

ただ、楽しく遊んでればよいのよね。

可笑しいなあ。

 

思えば、人より2年ほど遠回りしながら大学を卒業して、

コンサルティングの会社に入った。

なかなか良い評価をもらったけど、1年半でさようなら〜

 

フリーで、コンサルタントと名乗り、仕事をしながら、

本当にやりたいことってなんだろうと考えた。

そうだなー、心の世界を探求したいな!そう思った。

 

僕の関心は、売上でもないし、ビジネスモデルでもないし、デザインでもなく、

まして、何かしらの事業をやってみたいなんて気もなかった。

会社を大きくするってことにも、社会に新たな価値を生み出すことにも、

一切興味がなかった。

 

もちろん、なんだかすごい人間になりたいとか

それで、周りをアッと言わせてみたいとか

お金持ちになってみたいとか

そういう抽象的な欲望はあったけど。

それよりも、ずっと強烈な希求があった。

 

知りたい。人が生きること、人が関わり合うこと、

幸せだったり不幸せだったりすること、自由に生きるということ。

そして、僕という人間の意識がいかに現実を生成し、

その変容が何をもたらすのか。

それらを知りたいと思った。

自分の意識を、精神性を高めていくとき見える世界を見たいと思った。

 

あー思わなければよかった!!

人生は、それらを学ぶ機会を、これでもかと、くれたよ。

僕は、それに邁進した。

この5年は、それだけをやったし、それしかできなかった。

 

シンプルに言えば、ひたすら悶々としていたって話だ。

軽やかに、美しく悶々としていた。

その間に出会った人たちや経験できたことは、最高に美しくて、

僕は自由に、自在に、悶々としていた。

 

たくさんの旅をしたり、面白い人たちと出会ったり

新しい仕事をはじめたり、いろいろな場所に住んだり、

素晴らしいパートナーと出会い、結婚したりした。

 

ほんといろいろあったけれど、美しい日々だったなー 

こんな日々は二度とできないや。

知らないから進めたんだよね、その先に何があるのか。

 

さて、そんな日々を過ごして、一周して戻ってきたような気もしていて

こっからどーしよーかなーなんて思ってる。

僕も33歳になって、最近出会うのは、同年代や年下の活躍してる人たちだ。

先日も、キラッキラッの大学生が、世界の最先端を生きていた。

わお!ブラボー と思った。

クラウドファンディングで資金を集めて秘密基地を作る若者がいた。

偶然出会った人が、シリコンバレーの経営者だった。

ブログを読んで、すげ〜!!!!と感動した。その視座に、その生き方に。

 

僕が内なる探求をしてる間に、世界はけっこう大きく動いていて

そこで、行動を通じて世界を切り開き、切磋琢磨してた人たちは

なかなか大きな成果を出しているじゃないの!

と、ドキドキしたりした。

 

なんていうか、僕は、心理の世界の探求にせよ、

人生そのものにせよ、情熱を持って目的意識を持って進んでたわけじゃなく、

始まってしまったゲームを降りられずに進んできた感もあるので、

覚悟決めて、意思をもってその道を歩いた人ってすごいや!

と素直に感心している日々なんだ。

 

同じ心理探求をしていた人たちであっても

みんな、ちゃんと「専門家」なんだよね。

技術や能力がすごいって意味ではなく、本気だってこと。

その本気自体がその人自体の魅力になってる。

そして、自然と、やるべきことをやってる。

だからちゃんと事業として、生き方として成立している。

 

僕は、技術的な意味で専門家になるつもりはない。

けど、ためらいなく進んでいこうって思う。

おー当たり前のこと言ってる 笑

 

ここから、どんな風に進めていくのか、それが一番面白いところだよね。

その進め方にこそ、ユニークネスが宿る。

セオリー通りってのが、何よりつまらない。

 

好きなことを、好きなだけしてこう。何一つ、譲らずに。

”これまで”も、”これから”も、さっさと放り投げて、

今、その瞬間に、一番面白いことをしてこう。

 

本当に、なんの結論もなく、なんの学びもない、

ただ長い日記が出来上がってしまいました!

 

それを、ここまで読んでくれたってことは、

あなた、僕のこと、だいぶ好きだと思います。

気づいていなくとも、潜在意識が僕を求めています。間違いない。

僕のファンクラブに入りませんか?

(↑さっそく、20代の子をパクってる)

 

まったく大穴系ですけど、将来化ける可能性もありますので、

今、恩を売っておくと、いいと思います。

絵とか買っておくと、将来、高値で売れると思います。

 

以上!