僕らは、一生のうちで、
とても重要な関係性を結ぶ人に出会います。
しかし、その様な関係は、移り変わっていきます。
小学校時代、中学、高校、大学・・・社会に出て、転職をして・・・
そこでの新たな出会いが、僕らの人生を彩ります。
人生のある時期、ある人達と共にいる。
しかし、次の場所にシフトする時、人間関係は、移り変わる。
ある一つの時代が終わるんです。
僕も、思い出せば、
小学校の時代、いつも一緒に居た友人、中学、高校と共に通った仲間
大学での出会い、サークルのメンバー、会社を立上げた戦友・・・
いつの時代もその時代を象徴する関係性がありました。
振り返ると、その時代の人間関係は、
その時代の自分にとって、いつも最適で
最もふさわしい学びをくれるモノだったことがわかります。
もちろん、その様な人間関係は、「ただ愉しい日々」ではないことも多いでしょう。
我々、未熟な人間同士の関わりには、揉め事や、辛い出来事も訪れる。
でも、だからこそ、その日々は、宝物なんですね。
成熟した人間同士の、調和した幸せ・・・ではなくて
不完全な人間同士が、どうにか心を持ち寄ることで成立していた関係性だからこそ
奇跡的で、二度と生まれ得ないモノなのだろうと思います。
「理想の、ただただ愉しい、何の問題もない日々」が宝物なのではなく、
時に裏切ったり、傷つけ合ったり、心変わりしながらも、
それでも互いを思い、互いの時間を重ねていたこと、
それこそが、宝物なのでしょう。
きっとその様な関係性は、カタチを変え、意味を変え、
いつまでも僕らに、学びを提供し続けてくれる。
一生、寄り添っていけるモノになっていく。
これまで、僕の人生は、
たくさんの人達との関係性に支えられてきました。
その時代、時代を彩る関係性がありました。
その全ての出会い、その奇跡に、
あらためて、感謝を感じています。
そして、今、僕の周りにある、関係性を、大切にしようと思います。
僕にとって、それは、とてもとても大切なモノですから。