いつも、いくつかの文章を並行して書いているので
出来上がってみると、ほとんど同じことを書いていることが多い。
だから、ブログを読んでくださってる皆さんは、
「また、同じ話かいっ!!」と思われるに違いないんだけど、
それが、今、僕が向き合っているテーマなので、仕方ない(笑)
弁明しつつ、今日も、同じ様な話を、別の角度から書いてみます。
僕は、この話が本当に重要だと思っているので
繰り返し、繰り返し、書くのです。
数回にわたって、書いてきたテーマのひとつが
「相手を支援するコト」でした。
応援とは、「求められた時に、選択肢を示すこと」
そして、「どんな選択をしても、あなたを肯定する」というメッセージを贈ること
・・・確かに、それができたら、とてもすばらしい。
でも、コントロールしなくては、ならない立場だったらどうするの?
マネジメントする立場・・・親、管理者、経営者、いや自分を律する自身だってそう
・・・それが仕事である以上、全部を自由にやらせるわけには、いかないよ・・・・
そんな声が聞こえてきそうです。
そんな時こそ、発想の転換が必要です。
状況を180度、ひっくり返してみる。
僕らは、無意識のうちに、こんな風に考えています
①自分は、コントロールしなくてはならない状況にいる
だから
②コントロールをしている(しなくては、いけなくなる)
・・・一見正しそう・・・というより、当たり前?
しかし、実際は、この様に物事が起きることはないんです。
逆です。
①「コントロールしようと思っている(しなくては、いけないと信じている)」
から、
②「コントロールしなくてはならない状況を、自分で、自分の前に創り出す」
という順序で、現実は生成されています。
→ この「仕組み」については、コチラ
を読んでみてください。今、自分で読んでもなかなか面白い。特に、後半。
いかなる場合においても、現象(体験、状況、物事、現実)は、
自分の「心」が、必要に応じて「生成したモノ」です。
だから、「状況」は理由にならないんですね・・・
「忙しいから、行けない」という状況は、存在しません。
「行きたくないから、忙しい状況を作り上げた」のです。
「部下の遅刻に、イライラして、叱った」・・・という体験も、実は存在しません。
「イライラをぶつけたかったから、部下の遅刻という状況を仕立てた」という順序が正解。
「忙しい」とか「部下の遅刻に苛立つ」という「現象」があったから
「行けない」とか「叱る」という行動をとったわけではないのです。
「行かないため」、「叱るため」に、それを実現できるステージとしての現象を、
目の前に創り出した。
僕らの全ての体験は、原則的に、この順序で生成されています。
この認識、即ち
・全ての現象、全ての現実、全ての体験は、自分が必要に応じて創り出したモノ
という認識に立てるかどうか・・・ここが、巨大な分水点になります。
この認識に立った時、全てが変わりはじめます。
自分の人生という物語の「脚本」が見えてきます。
脚本家(・・・自分の潜在意識のコトです)の、「演出意図」がわかる。
つまり
・出会いや別れ、終わりと始まり、全ての出来事が、
自分の人生において、何のために存在したのか
が、見えてくる。
それは、自分(潜在意識)が自分(顕在意識)に宛てた、
メッセージを読み取れるようになる、素敵な体験です。
僕のセッションで目指しているのは、まさにその体験。
「この体験が、何のためにあったのか、わかった!」
クライアントさんがくれる、そんなうれしい報告が、僕のエネルギー源です。
* * * * * * *
さて、書き終わってみると、やっぱりいつもの話になってしまいました。
きっと、僕は自分がこの話に納得できるまで、自分がこの地平に立てるまで
繰り返し、繰り返し、書いていくんだろうと思います。
・・・ということで、皆さん、それまで付き合ってね!
それにしても、「マネジメント」という視点がまったく深まらなかったので
このテーマについては、改めて書くことにします★