こんにちは。
東京都内を中心に活動している
フリーランスのインテリアコーディネーター、須藤彩です。
引き続き美容鍼灸サロンを新しく立ち上げられるオーナーT様の
サロンコーディネート実例をご紹介します。
サロンのブランドイメージを決めるといっても過言ではない
本日はサロンロゴと看板デザインのお話です。
サロンロゴのお話とは言いましたが
私はデザイナーではないので
オーナー様からデザイナーさんに
サロンロゴの作成を依頼していただきました。
そして何度も打合せと変更を繰り返し
オーナー様こだわりのサロンへの想いの詰まったロゴが完成しました。
では、インテリアコーディネーターの私は何をするのか?
サロンロゴはデザイナーさんからモノクロでデータが届きます。
私はサロンロゴの制作をデザイナーさんに依頼したことがないので
依頼のやり方によっては仕上げと仕様まで
選定してくれる方もいるのかもしれません。
今回はあくまでサロンロゴのデザインのみの作成依頼でした。
なので頂いたデータは文字のフォントとロゴのみで2次元のものになります。
ですので私がインテリアコーディネーターとして
携わらせていただくお仕事は
ロゴデザイン仕様と背景色決め
です。
今回は賃貸物件で、配線工事も行えないので
ネオンなどを仕込む大掛かりな工事ではありません。
原状回復の観点からも簡易的な補修で済むようなものが好ましく
あまり重量もなく、壁に貼っても剥せる
でも質感にはこだわりたい!と考え
色も豊富でデザインの自由度が高い
アクリル切文字 + カッティングシート
を使用することにしました。
店舗などのガラスの窓や扉面に
ショップ名や営業時間、サービス内容などが
シール貼りたカッティングシートを見たことがない方はいないと思います。
カッティングシートとは、粘着剤付きの塩ビフィルムシートです。
一般的には「マーキングフィルム」と呼ばれています。
このフィルムに、プロッターと呼ばれる機械で文字などを切り取ったものも
カッティングシートと呼ぶことがあります。
しかし、カッティングシートという名称は
株式会社中川ケミカルの登録商標です。
メーカーによっては
マーキングフィルムとも呼ばれますが名称が異なるだけです。
アクリル切文字は、アクリル板から切り出して製作する文字看板です。
その質感は様々でアクリル特有のクリアなものから
マット素材やアイアン風な塗装仕上げまで多種に及びます。
今回の仕上がりを少し
アクリル切文字だけでも粘着シールなので壁に貼ることは可能ですが
サインロゴなので土台に貼り付けることにしました。
土台もアクリルにこちらは3M™ ダイノック™ フィルム
通称「ダイノックシート」を貼り背景土台としました。
カッティングシート直貼りよりも
アクリル切文字で文字に厚みが出て
シートと異なるクリアアクリルの光の透過性が
存在感を引き立てています。
オーナー様やスタッフの方とも細かい色味や質感
デザインを話し合った思い出深いロゴサインが出来ました。
続きます。
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