種苗ポットのやり直し | 農業機械のブログ

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128穴セルトレイから24㎝ポット、12㎝ロングポットに鉢上げ(育種期間を過ぎている)、去年に耕した地面にポットを並べておいた。

 

越冬して草だらけ。主にハコベ。アスパラを覆い尽くす感じ。

 

草取りしようと考えたが、また生えてくるし。ポットの草も取らないと。

 

そこでずっと前に購入していた地元産の紙マルチを使うことにした。

 

紙マルチを草の上にそのまま敷いてその上にポットを置こうと考えた。

 

前回での最初のころ。隣にポットあるが草で覆われてしまっている。

 

草の中からポットとアスパラの苗が浮き出てきた。

 

当然、全列施工。

 

 

最後の列は、欠株のポットも並べて後で6㎝苗を鉢上げして完了となる。

 

6㎝ポットを24㎝ポットに鉢上げ。穴をどうするか考えたが、工事で使う丸太を買ってきて先を少し加工してそれで穴をあけることにした。突き刺しての穴あけ。

 

 

6㎝ポット苗のほうは、もともと別の畑にアスパラ定植するためのもので取りやすく、鉢体が安定するようにライムギをはやしている。

 

ライムギを使うのは、定植のころに最盛期に育ち、ライムギの根が鉢体の安定に寄与するため。

 

底の方にもライムギの根っこがびっしりと。アスパラのほうは、当然ながら、生育は抑えられてしまう。しかし、鉢体の安定は何より便利。

 

 

完了。培土を少しかぶせて後で水。

 

 

今度は、12㎝ロングポットの方。

 

中耕ローターで何度か往復してポットの置き場所を下げた。10センチくらいかな?

 

掘り下げ。経年劣化で爪が一つ脱落した。ボルトの劣化。まだ一度も爪交換していなかった。

 

紙マルチを敷いて12㎝ロングポットを並べる。去年に設置した欠株分を含めて。

 

欠株の発生は、23パーセント。かなり多い。元がセル苗の老化苗を疑える種苗期間だった。

セルトレイは考えもので、長期種苗できない点が何よりも欠点。アスパラが多年草である点を考えればなおさら不適合。

 

 

完了。

中耕ローターのスパンが短いため写真のような具合。もっと広げることは可能。

 

24㎝ポットもやりたいのだが、すでに紙マルチ敷いてしまったため、やるとしたら来年しかないな。

 

紙マルチは地元の北陽製紙の製品で、今は工場閉鎖だからどこかで作っていればいいが。使ったものは、100メートル巻き。異様に重い。

 

200メートル巻きまであるそうだが、さらに重いし、穴あけ加工はしないらしい。100メートルのほうは穴あけ加工可能。

 

200メートル巻きを使ったことあるが、かなり重かった。マルチャーも別個購入して敷設したことがあるが、2人で作業したほうが無難かもしれない。

 

なんだかんだとポット種苗の尻ぬぐい作業を完了。

 

終われば直ちにホールディガーの穴あけ作業。

 

硬い層があり、刃の寿命も短くなって刃の追加注文で頓挫した最中にポット種苗のやり直しとなった。