4月11日昼過ぎから積雪が20センチを切った。
積雪ゼロDAYの予想 4月14日以降17日以内 が当たりそうだ。
晴れる日が続くと融雪もかなり進行する。融雪剤をまいた水稲農家の水田などは地面が出ているが、まだ水がたっぷりと溜まっている。
融雪剤をまいて1週間くらい早く積雪ゼロになっても乾きの早さで差は縮まる。
基盤整備した水田は、硬盤が形成されて水はけが悪いが、エンバクのような根を深く張る植物を作付することで硬盤を貫通する水の流れができる。硬盤そのものは破砕できなくても植物の根が硬盤を貫通することで排水がよくなる。
毎年、水稲農家の融雪剤まきからどのくらいで積雪ゼロになり、どのくらいで土が乾くか見てきたが、排水良好の土地は融雪剤をまかなくても十分だ。
アスバラガスの場合、早く積雪ゼロになってむやみに早く萌芽すると困ったものになる。アスパラの株は個性があり、早すぎる萌芽のアスパラはただ萌芽するだけで役に立たない。そのままにしても茎が分岐するので余計に養分を使うことになる。
アスパラの場合、自然に任せるのが一番いい。
水稲の場合、もともと北海道なんかはもともと自然状態では厳しすぎたのだ。そのため、直播する方法は難しい面がありそう。
近所でも水稲の直播している農家がいるが、意欲的だと思う。大方種苗で苗仕立てで田植えをやる方法に比べて大規模化には直播が王道だと思える。
融雪が4月中旬になるような年はあまりいい思い出はないが、アスパラ収穫時期にバカみたいに寒くならず、霜もないならいいんだけど。
がっかりするな、霜の被害。圃場に出かけてせっせと凍傷にかかったアスパラの茎を切り捨てる作業。あほ臭い作業。
でも、洪水にならなければまあいいか。