コバシの中耕ローター | 農業機械のブログ

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中耕ローター、知らない人がきくと中耕ロータリーになる。ロータリーによる中耕のことになってしまう。

構造はさっぱりしたもの。用途もいくつかあるらしいが、ローターが分離していてそれぞれ独立してセットできる。スライドしてローターを動かす。
 

コバシ中耕ローターCF206

オニューの頃。

 

 

中耕ローターカバー取り外し

 

 

写真はカバー両方を取り外したところ。軸の太さ、構造を見ればロータリーのような負荷はだめなのがわかるだろう。

だから、耕していないところを耕すことは負荷がかかりすぎて安全ピンが折れてしまう。

中耕ローターの軸

スライドして動かすが、油をくれてやらないと滑りが悪いな。
油と言えばギアオイルの交換が必要なこと。大したことないと思っても、排出してみるとかなり悪化していた。量的には少ないが。
そういえばこの機械の注油口のキャップ、プラスチック製なんだが、壊れていたことがあった。1000円以上だったはず。天空に向かっているから、雨なんか少しずつ入るんじゃないか。白く濁っていたからな、ギアオイル。

 

中耕ローターの間隔

 

写真はまだ新しい状態。角パイプに油をたっぷり。ボルトで固定。

これを使ってアスパラの畝をまたいで両側の土を寄せて倒伏防止した。だが、倒伏防止はだいぶ土を寄せないとだめなようだ。畔と間違えるくらいの土を寄せると倒伏率が低下した。

中耕ローターの土寄せ

2回ほどで結構な高さまで土を盛れた。逆回転による。

逆回転なので進行方向に対して削り取るように進むから負荷も大きくなる。もう少しアッパーで深くやればよかったのだが、耕されていない土には中耕ローターは使うものじゃないということ。

土の色を見るのはもう来年の話だが、4月中旬くらいにほぼ融雪してくれればいいな。