つまり俺の結論はそれだった。どうあっても、代わりとなる人はこの世のどこにもいないのだ。
『あくまで、別物だと割り切るんですね』
「あぁ。クローンだろうが『ドッペルゲンガー』だろうが、所詮は別物だ」
『でも、だったらこうは考えられませんか?自分は、本当に本物なのか?と……』
今度は何だってんだ?そんなこと、考える必要すらねぇだろ。
「俺は俺だよ」
『実にミナトらしい答えですね。でも、果たして本当にそうでしょうか?』
「どういうこ」
突然、体が勝手に反転した。振り向きざま、拳を突き出すと、いつの間にかいた隼の鳩尾にめり込んだ。
「かはっ!」
「隼、大丈夫か!?」
ってか、今のは何だったんだ?体が勝手に動いた感覚だったぞ。