「湊さんは、すごいんですけどね……」
「たまに、ズレてる時はある、かな?」
やはり、どいつもこいつも似たようなことを言ってる。そんなに酷いのだろうか?
「ともかく、そういうことは置いといて、ありがたくいただくとするよ。もちろん、鍋ごととはいかないけどな」
あんなに入るわけがないのに、驚くみんな。いや、元々二週間を一食で済ませられるわけないだろうが。
「じゃあオレにも」
「ワシもじゃ」
俺が食べないと分かるや否や、真っ先に飛び付く二人。こいつら、いつでもどこでも食欲旺盛だよな。
「でも、湊さんのために作りましたのに……」
「いいから、みんなで一緒に食おうぜ?その方が、俺はいいな」
「そう、ですね……。でも、お鍋一つ分くらいは食べてくださいよ?」
……ハッ?