いや、実際、結構上達したんじゃないかと思う。ちゃんと回を重ねる毎に上手くなって、最後は最初からは想像出来ないようなクオリティになっている。こいつ、飲み込みは早いんだよな。
「何か、棘がある言い方だな」
「そんなことねぇよ」
とはいえ、こいつをここで素直に評価してやると、ものすごい勢いで調子に乗ってしまうため、多少キツく言っておかなければならない。それに、その役目は、俺じゃねぇしな。
「さて、それじゃああいつらを呼んで……」
「何で?持って行けば良いじゃねぇか」
「いや、それだと一人頭三枚持って行かなきゃだし、プリンもあるんだぞ?」
「それもそうか」
あっさりと、納得してくれた。ってか、こいつは、一人で半分持って行くつもりだったのだろうか?さすがにそれは、危ないんじゃないかと思うぞ。
「というわけで、さっさと呼んでこい」
「オレが行かなきゃいけねぇのか?」
「当たり前だろ?なんせ、お前が作ったんだからさ」
「それって、あまり関係なくねぇか?」
「気にすんな。さっさと行かないと不味くなっちまうぞ」
もちろん、そんなことないのだが、適当に脅して行かせるのが一番効率的だからな。