「問題は、『ペンギン』がいるかどうかじゃなくて、しりとりの最中だったってことだ」
「それが重要?」
「あぁ、最も重要だ。ここで、もう一度隼の言葉を思い出して欲しい。あいつは最後に、『カンペ』と言ったんだ。つまり、次は『ぺ』から始まることになる」
「「「「あ……」」」」
どうやら、みんな気付いたようだな。そう、問題は『ペンギン』がいるかどうかではなくて、『ペンギン』と芽瑠に言わせること。その目的はもちろん……。
「芽瑠は、その後に言ってしまったんだ。『ペンギン』なんていないってな」
しりとりでは、最後に『ん』で終わる言葉を言った方が負け。隼は、あえて後攻になるようにして、自然に『ん』で終わらせる言葉を考えていたんだ。こんな寒い世界だ。『ペンギン』を見たと言っても、別段不思議には思わないだろう。
「まんまと俺たちは嵌められたってことさ」
「卑怯じゃの」
「卑怯かな」
「卑怯ですね」
「卑怯」
口々に、隼を非難するみんな。分かっちゃいないな……。
「湊さんも何か言ってくれないかな」
「俺から言うとすれば、ただ一つ」
「オレも一言申したい」
「「卑怯やずるいは、敗者の遠吠えだ」」
「それが重要?」
「あぁ、最も重要だ。ここで、もう一度隼の言葉を思い出して欲しい。あいつは最後に、『カンペ』と言ったんだ。つまり、次は『ぺ』から始まることになる」
「「「「あ……」」」」
どうやら、みんな気付いたようだな。そう、問題は『ペンギン』がいるかどうかではなくて、『ペンギン』と芽瑠に言わせること。その目的はもちろん……。
「芽瑠は、その後に言ってしまったんだ。『ペンギン』なんていないってな」
しりとりでは、最後に『ん』で終わる言葉を言った方が負け。隼は、あえて後攻になるようにして、自然に『ん』で終わらせる言葉を考えていたんだ。こんな寒い世界だ。『ペンギン』を見たと言っても、別段不思議には思わないだろう。
「まんまと俺たちは嵌められたってことさ」
「卑怯じゃの」
「卑怯かな」
「卑怯ですね」
「卑怯」
口々に、隼を非難するみんな。分かっちゃいないな……。
「湊さんも何か言ってくれないかな」
「俺から言うとすれば、ただ一つ」
「オレも一言申したい」
「「卑怯やずるいは、敗者の遠吠えだ」」