「俺が寝てから起きるまでは、せいぜい四~六時間程度。まぁ、平均的な睡眠時間だ。そして、起きてからの言動もバレてしまっているから、確実に俺より先には起きている。隼は、一度寝ると結構寝るから、俺が寝てから起きるまでの時間で寝てしまっていては、俺が起きる時には確実に夢の中だ。そうならない方法は、ずっと起きているか誰かに起こしてもらうかのどっちかだ。しかし、俺が起きる前にわざわざ隼を起こす理由はない。即ち、お前らはもう一つの選択肢……眠らずに待っていたってことだ」
掘り返してみれば、『隼は寝てからが長いので、ずっと起きていた』というだけのことなんだが、俺はわざとそれを懇切丁寧に説明してやった。理由は単純で、ただの皮肉めいた罵倒だ。言い合ってこその俺たちなので、言葉は言葉で返す。さっきはものすごく恥ずかしい思いをさせられたので、その仕返しってわけだ。
「ということで、お前たちは全員寝てろ。ここはだいたいの内容しか把握出来ていないが、とりあえず『物語の世界』だ。いざという時に全力を発揮出来るようにコンディションを整えておくように」
「珍しく、有無を言わせぬ口調だな……。ま、せいぜい死なないように気を付けるこったな」
掘り返してみれば、『隼は寝てからが長いので、ずっと起きていた』というだけのことなんだが、俺はわざとそれを懇切丁寧に説明してやった。理由は単純で、ただの皮肉めいた罵倒だ。言い合ってこその俺たちなので、言葉は言葉で返す。さっきはものすごく恥ずかしい思いをさせられたので、その仕返しってわけだ。
「ということで、お前たちは全員寝てろ。ここはだいたいの内容しか把握出来ていないが、とりあえず『物語の世界』だ。いざという時に全力を発揮出来るようにコンディションを整えておくように」
「珍しく、有無を言わせぬ口調だな……。ま、せいぜい死なないように気を付けるこったな」