何か、まったく信用出来ないのがすごいよな。本来なら、とても頼もしいセリフのはずなのに、隼が言うとフラグにしか聞こえねぇ。
『ブルルルルルルルル』
そんな俺の心配も知らず、隼は勢い良くこちらへ向かってきて……。
「さて、言いわけを聞こうか?」
「待て、これは作戦なんだよ。だから、こうなるのが正解なんだ」
お互い、同じ高さで言い争う。なぜかと言うと、もちろん、隼が捕まったためだ。絶対に何かなるとは思っていたが、かなり予想通りな結果になったな。
「作戦?本当に策があると言うのか?」
「あ、あぁ。もちろんだっての。ただ……覚悟はいいか?」
「いや、何のことだかさっぱりなんだが……」
「だから、覚悟だよ覚悟」
「いや、だから何の覚悟だよ?」
「もちろん、死ぬ覚悟」
「あるわけねぇだろんなもん。俺はまだ、やりたいことがたくさん残ってんだ」
「それは、オレだって同じだ。だから、死ぬかもしれないが、もしかしたら助かる手段があるとして、乗るか?」
「その手段はもう用意してあるんだろ?だったら、それに従うだけだよ。他に策もねぇしな」
「上等。だったら、行くぞ!」
そう言って、水着のポケットから何か機械を取り出す隼。アレは……!?