「おい……そりゃどうゆう意味だ?」
「ちょっ……お前、何か顔が怖いぞ?」
いつもなら、笑顔で返せたはずなんだが、なんせ内容が酷過ぎる。いくら温厚な俺でも、さすがに表情に出ちまうよ。
「だから、何で俺が普通じゃねぇってんだ?」
「そんなの……当たり前だろ?むしろ、自分で分かってなかったのか?」
「いや、分かるも何も、俺は普通だっての」
当たり前だろ?だって、俺が普通じゃなかったら、突っ込み担当が減って、とんでもないことになんだろ?特に、お前みたいな曲者を扱えるのは、俺くらいのもんだろ?
「お前ってやつは……ホントにどうしようもねぇな」
「おい、そのセリフは、お前だけには言われたくねぇよ!?」
いきなり何を言ってんだ?俺ほどしっかりしたやつは、そうそういねぇぞ?だいたい、どうしようもねぇのは、お前だろ?
「俺のどこが普通じゃねぇんだよ?」
「あえて言うなら、全部かな」
こいつ、ぶん殴って良いよな?ここは、キレても良い場面だよな?
「だいたい、どうしようもなく異常なお前には、言われたくねぇよ」
「けっ……。それは、お互い様だろ?」
「一応、自覚はしていたんだな」