ずっと娘が他の子達と違うと思っていた私は、保活の見学の時には必ず娘の発達で気になる部分を告げていた。
町内の保育園見学へ行った時に隣町の園が合っているかもしれないと言われたから、2件隣町の園を訪ねてみた。
どちらの園も町内の園よりも先生達に余裕があり、管理が行き届いているように見えた。部屋の雰囲気もとても良かった。発達の話をしても受け止めてもらえている感じがした。
という事で、2件の内の最寄りの園に通う事を決めた。
2歳1ヶ月の時に年少々クラスへ4月入園をした娘。
入園式は酷いものだった。正直思い出したくも無い、、、。下のクラスの子の方がしっかりお返事できていた。娘は始終反り返って、大声で泣きながら押さえつけられる手から逃れようとしていた。娘と他の子のあまりの違いにショックを受けた。良くない言い方だけど、障害がかなり重い人のように見えた。
そして入園してから私を憂鬱にさせたのが、園生活での『できない』報告、、、。毎日言われるのではなく、「実は、、、」みたいな感じで切り出されるのが辛かった。
娘を育ててきた中で間違いなく一番しんどかった時期。自分の育て方が悪かったんだとひたすら落ち込んだし、娘にも申し訳なかった。
改善を目指して家庭でも頑張った。けれど頑張れば頑張る程裏目に出て、娘の癇癪も酷くなった。
限界がきたのが6月。
担任の先生に娘の発達についてどう思うかをそろそろ聞いてみた。
すると、先生が待ってましたとばかりの顔で色々と話してくれたんですが、娘の気になる点が出てくる出てくる。私は娘しか育てていないから当たり前になっている事が多かったけど、普段から沢山の子と接している先生からすると、娘は『気になる点』のオンパレードだった様子。そして市の発達相談を勧められた。
私はというと、やっぱり自分の勘は正しかったんだ、と妙に嬉しくなった事を覚えている。
そして検索魔と化し、娘が自閉症の多くの特性を持つ事を知った。私はここで腹を括ったと思う。タイプは違えど弟がそうであったし、元々他の人よりもリスクが高かった事は頭の隅にあったから。
この頃から色んな育児本を読み漁るようになりました。語りかけ育児は何度読んだか分からないくらい。