アンパンマンが大好きな娘。


昨日娘がアンパンマンの人形を
洗濯ばさみで挟んでお風呂へ連れて行っていたんです。





娘が「アンパンマンみたい?」
と聞いてきたんですが、
それがバイキンUFOに捕まっているみたいだなぁ
と思った私は


「なんかバイキンマンに捕まってるみたいだよね〜」

と言ったんです。



すると娘の顔がみるみる変わっていきました。
顔を真っ赤にして口をへの字にし
泣くのを我慢する娘。

娘は以前バイキンマン側を極端に
嫌がっていたんです。
最近は割と好きそうだったんですが、
昨夜は私の一言に傷ついたようでした。

娘の顔が変わってから慌ててフォローしましたが、
時すでに遅し。


泣きながら娘が言うんです。
「お母さんは良い事しか言わないで。」
何度も何度も繰り返して言っていました。
謝罪など娘の心には響きません。


ずっと娘を育ててきて思います。
娘はとても賢い。(親目線でです)
言葉の裏に隠れる感情を読み取るのも上手です。

この時は私が娘を悪として見た事が
悲しかったんだと思います。


何を言っても泣き止まない娘。
私が最後に
「お母さんはいつでも娘ちゃんの味方だからね」
と言ったら一瞬止まりました。

つづけて
「ずーっとずーっと味方だよ。娘ちゃんのことを見守っているからね」
と言うと再びワーっと泣きだし
次第に落ち着いて行きました。


この出来事から
私の子育てで大切なのは
子供を信じること
なんじゃないかなぁと思いました。

読んでいるブログの方が子供の嘘について
書かれていましたが、
私は以前読んだこちらの本に書かれていた
子供が嘘をついていても
大人が子供を信じてあげる。
嘘を叱るよりもずっと良いのではと思いました。


忘れない内に書き出せて良かった。



『にんじんさんがあかいわけ』と同じ内容ですが
少しだけ大きい子向けかな。
昭和っぽい絵柄がとても可愛いです。
(書かれたのは2008年のこどものとも年少版)