日々教師として仕事をしている時に、
「何となく成功するような予感がする。」「何となく嫌な感じがする。」「失敗はしない。必ずうまくいくはずだ。」「何となく失敗しそうな感じがする。」「私は、大丈夫だ。」「だめかもしれない。」「これでいいのだろうか。」「不安を感じる。」と、感じ方をすることはありませんか?
これは、素の自分が無意識のうちに上げた声です。
「こうすべきだ。」「こうあらねばならない。」という意識とは別に、「何となく」と感じ、内なる声を聞くことがあるはずです。これは、もう一人の自分(無意識)の声です。
例えば、子どもへの指導を考える時、保護者の対応を考える時など、様々な葛藤を抱えることがあり、判断に迷うことがあります。
これは、もう一人の自分との会話をしている状態になります。どちらが正しいとか間違っているとかという問題ではありません。
常に自分の中にはもう一人の自分がいることを自覚することが、成長につながります。
迷ったり、困ったり、葛藤したりすることは、悪いことではありません。苦しむことでも辛くなることでもありません。これは、人としての自然な姿です。
例えば、「大切な事に気づいていないので、子どもを強く叱った。その結果、子どもを泣かせてしまった。」という状況を想像してみましょう。
「私の指導は、これでよかったのだろうか。」「これを親が知ったら、どんな反応をするだろう。」「同僚から私の指導についてどんな評価がなされるのだろう。」「子どもは、今後どのように私に接してくるだろう。」などともう一人の自分と会話していると、かなり感情が動き始めます。
もしも、指導後に「子どもが今まで以上に深く関わることができるようになった。」「親からの信頼を得ることができた。」「同僚から指導について賞賛された。」などとなれば、この指導はよかったと判断し、これからもこの指導を続けることになります。指導が強化されることになります。また、逆に親からの反発、同僚からの批難があれば、この指導に不安を感じたり、間違った指導だと判断し、別の指導を考えたりすることになります。
このことから、もう一人の自分との会話と指導の良し悪しとは無関係だということがわかります。
ここで考えなければならないことは、指導に利用した価値観は、あくまで鎧だということです。
大切にしてきた「価値観」ですから、なかなか手放すことができず、「価値観」=「自分」となりがちです。
そのため、指導がよくなかったと指摘された時に、自分を否定された気分になってしまいます。
鎧は、自分の成長と共に変えなければなりません。葛藤するということは、その鎧が今の自分に合っているかどうか試されていることになります。
決して自分を否定することなく、成長のために鎧(価値観)を作り替える機会と考えたいのです。
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