いよいよ新学期が始まりました。夏休みを有効に利用し、充電してこの2学期を迎えることができた人がいるかもしれません。
 子どもも同様で、概ねやる気をもって2学期を迎えようとしている子が多いと思います。

 このやる気は1週間ほどは続くと思います。そして、この1週間で何とか生活のリズムを取り戻し、新たな歩みを作ることになります。

 多くの子どものやる気をいかに形にするかが教師の腕の見せ所となります。

これには、学級目標が役に立ちます。

 学級の仲間として、どの子も共通の問題として扱うことができるのが、この学級目標です。

 個々の頑張りをこの学級目標とどのようにつなぐことができるかをじっくり考えることが集団として取り組めることになります。

 それには、まず1学期からどのようにこの学級を成長させるかを確認することになります。

 みんなで1学期よりもいい学級にしたいという思いに立たせ、1学期の暮らしを振り返らせます。
 
 1学期を取り出すことで、子どもたちは、イメージを具体的にすることができます。
よくしたい点はどこなのか、学習、生活の両面から考えます。
 子どもたちのやる気がここで生きてきます。やる気がある時には、活発に個々の思いが出されます。
 様々な視点が子どもたちから出てくることが予想されるが、それをまとめていく作業が必要です。
 自分の願いがどこかに位置付くとやる気が増します。
 
 そして、その取り組みに順番をつけて、時系列に配置します。

 どのような取り組みをいつ頃までにできるようにするのか、見通しをもって取り組めるようにします。

 ただ、欲張りすぎて、目標倒れになることがあります。

 多くの取り組みをすることではなく、まずは、1つの取り組みを学級全員でやり抜くことを大切にします。
 このみんなで一緒に達成したという充実感が次の取り組みのエネルギーになります。また、達成するに至る過程での学びが次の取り組みの役に立ちます。

 成功体験の積み上げが自信につながります。仲間と一緒に頑張った体験が仲間との信頼関係を深めます。
 
 学級は、この体験の積み上げで作られていきます。

一人一人かけがえのない大切な子どもたちです。その子どもを生かし、充実した生活にするきっかけがこの節目のこの時期なのです。

具体的な内容になれば、取り組みの評価もしやすくなります。みんなですることがはっきりすれば、励ましの声もかけやすくなります。

 この時期だからこそ、大切にしたい取り組みになります。

夏休みの課題の処理は、できる限り早く済ませ、子どもたちの視点を夏休みから2学期に向けさせるためにも大切にしたいと思います。