若い頃は、自分の力を試すためにもできる限り自分の力でやり切ろうと力を振り絞って頑張ることが多いと思います。
 そして、その努力が自分の力を伸ばすことは確かです。
ただ、盲目的になってしまっていないか、立ち止まる機会が必要となります。

 これは、自分を冷静に見つめる機会になります。
 この渦中にいる自分を冷静に見ることができるのかどうかが、ポイントとなります。
 冷静に見ているようでもどうしても都合のよいように解釈してしまう自分があります。

 そこで、立ち位置を変えてみます。実際に椅子に座っている自分(A)であれば、その場所から離れて、椅子に座っている自分を眺めてみます。そして、その眺めている自分(B)をまた、別の位置から眺めている自分(C)を作ります。(C)の位置から、(B)の自分を眺めたり、(A)の自分を眺めたりしてみます。

 すると、(C)の位置から、かなり冷静に(A)の自分を眺めることができます。

・目の前の仕事に夢中になっている自分
・周りの人々との関わりから離れている自分

 これらの自分を発見すると、様々な思いがよぎってきます。
・夢中になって頑張っている自分に励ましの声をかけたくなります。
・気張らずに、もう少し肩の力を抜いてもいいのではと思います。
・それだけよく仕事をこなしているなあ、どこかで大事な仕事を抜かさないか心配になります。
・もっと時間の使い方を考えた方がよいと思います。
・身近な人への感謝をした方がよいと思います。
・支えてくれる人への配慮をもっとした方がよいことがわかります。

再び(A)の位置に入り、自分の感じたことを踏まえて仕事について考えてみます。
・しなければならないと気を張っていたことが、ちょっと楽になりました。
・こんなことをしてみようかと新たな考えが浮かんできました。
・していることにゆとりが出てきました。
・これでいいのだと変な自信が沸いてきました。

 疲れたと感じた時に再びこの体験をしてみようと思います。