子どもたちは、「わかりたい。」、「できるようになりたい。」と思っている。授業の始まりは、その気持ちが一番強く表れる。また、その気にさせるのも授業の始まりだ。子どもたちのやる気を高めるためにどんな導入をするのか、教師の力量が問われるところでもある。
 興味を引くことは大事であるが、興味を引けばよいというものでもない。本時の学習のねらいにせまるための導入でなければならない。ここにも流れが必要がある。
1 何を追求するのか
2 追求するにはどうすればよいのか
3 追求するために必要なこと(もの)は何か
 つまり、導入では本時追求するための前提条件を揃えることになる。それは、次の3点である。
・本時明らかにする(できる)ことが何かが分かること。
・明らかにするまでの仕方が分かり、見通しがもてること。
・追求するための材料を調えること。
事前に準備しておくことで、短時間で追求の準備ができることがある。一人一人に用意しておくことはないか。子どもたちが自分で用意しておくことはないか。分かっているのならば用意しておくことだ。ここを怠ると事に動かされ、ゆとりがなくなり、子どもをじっくりと見ることができない。まして、次のことは避けたい。
・授業開始に遅れること
・足りないものを取りに職員室へ子どもをおつかいに出すこと
・予備を怠ること
教師が楽をすると、子どもが苦労する。そして、何よりも本時につけたい力がつけにくくなる。常にどの子にも力をつけたいという構えで臨みたい。
 忘れ物をしたから学習できないでは困る。叱っていては授業が進まない。忘れ物をしたら次に取り戻せる子どもにすればよいのであって、ここで指導していたら他の子どものプラスにならない。予備を準備しておけば、すぐに対応できる。事前の苦労は、授業中の苦労よりも楽である。時間はかかるが失敗することはない。
 また、授業に向かう態度が悪いと言って叱っていては授業が進まない。前向きの子どもを増やす努力をした方が次に生きる。取り組み方がいいと、することもよくわかり、できるようになっていくことを体感させたい。「後から先生がそばに行って教えてあげるからね。」と個別で対応する。(展開での個別指導が有効) にほんブログ村 教育ブログへ