子どもたちに一番影響を与えるのは、教師の生き方であることは間違いない。
 しかし、それだけではない。仲間から影響を受けることも多い。
 特に年齢が高くなるに連れて、教師よりも仲間から影響を受けたり、仲間の目が気になったりするようになる。

 この仲間の力をうまく経営に取り組みたい。

・徹底させたいことがある時
 技能を身に付けさせたい、同一行動をさせたいなどと思ったときに仲間が頑張る姿を見せたり、仲間がどう見ているのかの意見を聞かせたりする。
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 ↓ 「△さん、○さんを見てご覧。頑張っているよ。」
 ↓ 「みんなは△さんの姿をみてどう思う?」
 ↓
 努力すれば、誰でもできるようになるんだ。
 仲間は、私をこんなふうに見ているんだ。

・いろいろな見方を見つけさせたい時
 分かっていく道筋を明らかにしたい、考えの根拠や行動した理由を考えさせたいと思ったときに仲間の考えを聞かせる。
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 ↓ 「このことについて、みんなはどう考えるの?」
 ↓ 「何故そうしたの?○さんの考えを聞かせて?」
 ↓ 「△さんは、○さんに聞いてご覧!」
 ↓
 人によって見方が異なる。同じでなくてもいいんだ。
 いろいろな生き方がある。素晴らしい生き方を真似したい。
 あの考え方を取り入れたい。

・励ましたい時
 仲間の力を借りて努力させたいと思ったときに仲間に声をかけさせる。
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 ↓ 「困っているよ。何かできることはない?」
 ↓ 「みんなで応援して!」
 ↓ 「○さん、△さんを助けてあげて!」
 ↓
 みんなが応援してくれるから、頑張ろう。
 ○さんが助けてくれた。ありがとう。

・集団の一人を自覚させたい時
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 ↓ 「一人も欠かせないよ。みんなが揃わないとだめだ。」
 ↓ 「できてよかったね。みんなで頑張ったね。」
 ↓ 「○さんがいてくれたから、できたんだね。」
 ↓ 「○さんのおかげだね。ありがとう。」
 ↓ 「これは一人の力ではないね。みんなの力だね。」
 ↓ 
 みんなで力を合わせたからできたんだ。
 私もこの仲間の大事な一人なんだ。
 みんなと一緒に頑張ってよかった。

 教師の願いを子どもの中に発見し、仲間を生かすことができたら、子どもが参加する経営になる。
(「俺についてこい!」ではなく、「一緒に頑張ろう!」)