解熱剤や吐き気止めの坐薬を初めて使うとき、どのように使ったらいいかや保存法など分からないことがあると思います。

〈使い方〉
・解熱剤で200mgを1回につき2/3個使用して
 下さいなど指示があれば、解熱剤の中身を
 出す前にはさみでカバーごと切ります。
 先の尖った方を使用しましょう。
・赤ちゃんではおむつを替える体勢で入れます。
 手で温めて表面を滑らかにしたり、肛門や坐薬
 の先にオリーブ油やベビーオイルなどを塗ると
 無理なく入ります。
・坐薬の脱出を防ぐため、坐薬を入れた後、
 肛門部を1分間くらい押さえておくといい
 でしょう。
・けいれん予防の坐薬と解熱剤の坐薬を一緒に
 使うときは、吸収の関係でけいれん予防の
 坐薬を先に入れ、30分以上たってから解熱剤
 の坐薬を入れましょう。
・吐き気止めと解熱剤の坐薬を一緒に使うときは
 、吸収の関係で吐き気止めの坐薬を先に入れ、
 30分以上たってから解熱剤の坐薬を入れま
 しょう。

〈坐薬を入れて便が出たとき〉
・坐薬を入れてすぐに便と一緒に出た場合、
 坐薬が固形の形を保ったままならもう一度同じ
 坐薬を入れてかまいません。
・坐薬が液状になっていたり、坐薬を入れて30
 分以上たっていれば、ほとんど吸収されて
 いると考えられるので、追加しなくていい
 でしょう。

〈保存法〉
・冷蔵庫で保存します。
・6か月間は保存できますが、体重が変わると
 量が変更になることがありますので、かかり
 つけの先生に確認しましょう。

坐薬のことで何かありましたらお尋ね下さいニコニコ



須田小児科医院

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