「勉強しなくていいよ」


これは全てのことに対して同じ



仕事も家事も子育ても人間関係も

ぜーんぶ


やりたくなかったらやらなくていいのよ



問題はそこじゃないんだよね



自分が問題と感じているのはその下にあるんだよ



「それをやらないとどうなりそうで怖いのか」



そこに目の前のことを問題視させてる悩みの元がある



だから、そこを解消する



勉強しないとどうなりそうで怖いのか?


たぶん怒られそうで怖いんだな


怒られてもいいじゃん


怒られるのは自分が悪いからじゃなくて

相手が怒りで支配しにきてるだけ



その手に乗らなくていいんだけどね



子どもだとまだ大人に怒られるのは怖いよねー



長男よ、開き直れー!!!









今日は個人的な話

長男の話





勉強しなきゃいけないのは本人もよくわかってる
むしろ、わかりすぎてる

「やらなきゃいけないことだ」って

でもやろうとしてもできなくて、苦しくなっちゃって葛藤するんだよね

少しだけえんぴつを動かしてはみるものの
教材と睨めっこしたまま時間だけが過ぎていく

そして我慢の限界が来たとき、イライラ怒り出して黙り込んで泣き出すんだ

一昨年の夏休みだったかな
一緒に宿題をやって
長男の勉強の苦手さがよくわかった

学校ではどうしてるんだろう(笑)

そして今
「春休みにママと遊ぶ前に宿題を全部終わらせる!」

意気込んでた長男は葛藤しているらしい

困ったばばちゃん(私の母親)からSOSの電話がかかってきた

私と電話をかわっても言葉を口にできない長男
だんまり

苦しい感情が心を覆い尽くすと
長男は言葉を発せられなくなる

こんなとき、そばにいて思いっきり抱きしめてあげたいと思う

でも叶わないから母親にそれをお願いした

「宿題しなくていいよ」
「ママのとこに持ってきたらいいよ」
「大丈夫」

そう伝えて、母親に泣く長男の背中をさすってもらうようにお願いした

『勉強なんてしなくていいんだよぉ』

小学校に上がる前に離れ離れになってしまってから
勉強に苦しむ長男に何度このセリフを伝えてきたことだろう

でも本人はそれを言われると困ってしまうんだよね

「だって、勉強しなかったら怒られる」
「だから嫌だ」って

やらなきゃいけない
でもできない
でも怒られるのも嫌だ

身動きが取れなくなって苦しむんだ

「怒られるときはママも一緒に怒られてあげるよ〜」
いつもそう伝えるんだけどね
なかなか…

でも私と話すと最後には長男は笑ってる

そして時間がたつと、自ら宿題をすると言い出すこともある

ねー、全くも〜
教育方針、違うよなって思うの

教育する学校側や親たちにはさ
勉強を力づくで強制するのではなく
どうしたら子どもが勉強に興味を持てるか
どうしたら勉強を楽しいと感じられるか
そんな視点で考えて欲しいと常々思う

簡単なことじゃないのかもしれないけど
興味付けさえできて
勉強をする上での考え方を教えてあげて
できる喜び、学ぶ喜びを味わえたら
勉強は子どもたちを苦しめるものではなくなるのではないか
そんな気がするんだよね

もちろん、子どもたちも個々に得意不得意があるから一筋縄ではいかないかもしれないけどさ

勉強を強要されて苦しむ、悩む
それもまた1ついい体験なのかもしれないけどね

でも勉強しないからって怒るっていうのはさ
怒りによるコントロールでしかなくて
大人の保身でしかないよね

大人の保身で子どもが傷つけられるのを見るのは悲しいや

長男の勉強へのストレス
どうしたら減らせるかなって
私は試行錯誤してます〜

いずれにしても「勉強しなくていいよ〜」なのよ

宿題をやるのか、やらないのか
やるならどんなペースで進めるのか
1日のタイムスケジュールのどこでやるのか


やらないならその損も引き受けること
損を引き受けることは悪いことではないこと

その辺も教えながら
自分で考えて決めさせたいんだよね

その決めたことに対して私は口を挟まないし
どんな結果であっても私は受け止めて見守る
それ以外の選択肢はない

子どもが自分で考えて決める力を育てる
自分で決めて責任を取ることを体験させていく

考え方はカウンセリングと同じだねー

子どももいろんな体験をしながら大人になっていくのだ

それを見守り、守るのも親の仕事
忍耐力も求められる

さーて、山のようにあるらしい春休みの宿題
どうしたものかな(笑)


私なりにいろいろと工夫してみよう