ハリケーンの名前は、earl(アール)。
ナミジです。おはようございます。
カテゴリー3に勢力は弱まったようですが、
まだ安心はしちゃいけないそうです。
というか今更ながらハリケーンの名前は
どうやってつけられるのか気になったので、調べてみました。
earlは、紅茶のアールグレイのアール。伯爵という意味。
アールグレイも、グレイ伯爵という英国首相(1830-34)にちなんでつけられたもの。
アメリカでは、ハリケーンは常に人名で呼ばれています。
2005年のカトリーナ、とかね。
名前は世界気象機関が設定したリストの中から選ばれます。
領域によって違いますが、大西洋は6つの表があり、
毎年1つの表の中から順番に選ばれてゆきます。
翌年になると、次の表から、その次の年は、またその次の表から
そして、6年経過するとまた始めの表に戻ります。
一つの表には21個(人?)の名前があり、
それぞれ違う頭文字からはじまる名前に設定されています。
例えば、その年最も早く発生した台風の名前はAではじまり、
次はB、次はC、となります。Q、U、X、Y、Zは使われていません。
W以降は、ギリシャのアルファベットAlpha、Beta、Gamma、Deltaとなります。
下記リンクの表を参照するとわかりやすいです。
(
Tropical Twisters-How are hurricanes named?
)
表によると、ハリケーンアールは今年の1月1日以降
大西洋で5番目に発生した台風ということが分かります。
ニホン風に言うと、台風5号ですね。
しかし、大きな災害をもたらした台風の名前は変更され、新しい名前が使われます。
ですので、2005年のkatrina(カトリーナ)は、
2011年にはkatia(カティア)に変わっていますね。
もし、アールが今後大きな災害をもたらせば、
翌6年後2016年の台風5号は、アールでなくなるということです。
この方法は1953年にアメリカで始まり、
日本も、2000年(平成12年)から台風に名前をつけています(
気象庁HP
)。
15カ国が加盟する西太平洋、南シナ海で発生する
台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会で、
加盟国が提案した名前から順番に選ばれていくのですが
日本のつけた名前は、なぜか星座の名前。
tembin(天秤座)、usagi(うさぎ座)、kammuri(かんむり座?)、kujira(くじら座)、koppu(コップ座)…。
文化だけでなく、センスの欠片も感じられませんね。
個人的には、タイのネーミングがスキです。
大西洋、西太平洋以外の領域でも、台風に名前が付けられています。
詳しくは
こちら
。
西太平洋の台風の名前の付け方は、アメリカとは違って
表の上から順番に選ばれていき、一つの表が終了したら次の表に移ります。
この方法だと、各国の名前が平等に使われますが
その年の何番目に発生した台風なのかまでは、すぐには分かりません。
ですので、こんな表を作ったところで
日本のお天気予報ではまだ、台風○号と呼ばれています。
元々の始まりとして、気象情報や航空機器が発達し、
昔の緯度経度での台風の呼び方では混乱が生じるため
無線で伝えやすくするために、アルファベット順に始まる
一般的な名前をつけ、わかりやすくしたのです。
電話等でスペルを伝える時、namijiなんて言ってもわからないので
"N, Nancy, A, Adan, M, Michle,,,,"と言うのが一般的な
英語圏ならではの生活習慣から生まれた方法だったので
日本では浸透するはずがないですよね。
誰かの指示でこんなものを作ることになり、
謎の星座を提出するはめになった名前を考える時間、
またそれに携わった気象庁の方々、翻訳の方々、通訳の方々、
その他多くの方々の時間は一体。。。という考えもあります。
でも、国でも会社でも学校でも部活でもサークルでも友達同士でも、
こういうことってありますよね。
結果はどうであれ、今までバラバラだった人達が
一丸になって何かを作るというプロセス自体は、素晴らしいと思います。
ね。