前回に引き続き、私がアメリカ市民権を申請するまでのお話

アメリカでは、グリーンカードを取得してから5年、又はアメリカ国籍の人と結婚してから3年経過すると、アメリカ市民権の申請をすることが出来ます。
2019年に仕事先のサポートでグリーンカードを取得してから5年以上経過していますが、しばらくはアメリカの市民権は取る予定はありませんでした。
しかし状況が変わり、今現在アメリカ市民権の申請の手続きを行っています
そもそも、なぜ市民権を取るつもりがなかったのかと言うと、グリーンカードのままでいた方が、日本の両親が亡くなった時の手続きがしやすいということ。
日本は二重国籍が認められておらず、アメリカの市民権を取ると、自動的に日本の市民権を喪失することになります

そうなると、日本国民ではないので、両親が亡くなった後の書類の手続きをするのに、追加で証明等が必要になり、とても大変になるそう。。
旦那には早く市民権を取ってもらいたいと言われていましたが、両親が生きている間は日本国民でいよう、と思っていました。
しかし、状況が変わったのが旦那の仕事。
旦那はソフトウェアエンジニアで、政府系の仕事をしています。
職場でセキュリティクリアランスを取ることになり、その際に配偶者が外国人よりも、アメリカ人の方が手続きがスムーズになるとのこと
セキュリティクリアランスとは、政府が保有する安全保障上重要な情報として指定された情報にアクセスする必要がある者に対し、その者の信頼性を調査・確認した上でアクセスを認める制度。
他にも、国家機密に関わるプロジェクトの場合に、配偶者が外国人だと参加することさえ出来ないこともあるそう

私のせいで仕事の機会が減るというのは、なんとも申し訳ないし、家計の収入に関わるので、アメリカ市民権取得の検討を始めました。
でも、いざアメリカ市民権を取るぞ
となっても、「日本の国籍を失う」ということが、私の心の中でとても重く、なかなか決められずにいました
アメリカに20年以上住んでいますが、日本で生まれて18歳まで日本で育ったので、中身はやはり日本人
自分がアメリカ人になるなんて思ってもいなかった

同じような状況で、アメリカの市民権を取得したお友達がいるので、相談も兼ねて彼女の経験談を聞かせてもらいました

彼女のお父様が数年前に亡くなられたようで、やはりその時の手続きは大変だったそう
でもそれよりも、自分のアメリカでの生活をするのに、旦那の仕事最優先で、市民権を取ることになんの迷いもなかったとのこと
日本の家族にも相談することなく、アメリカ市民権申請に進んだそう

そんな彼女からのアドバイスは、日本にいる兄弟には状況を伝えておいた方がいいかもね、とのことでした。
日本国籍を失うと、日本での色々な手続きができなくなり、兄弟に全て任せることになるので、そのことはちゃんと事前に伝えておいた方が、日本の家族の心の準備が出来るようです
私には年上の兄が日本にいるので、市民権の申請が終わったら状況を伝えようと思います
私は、長男でも一人っ子でもないのであまり心配することはないですが、日本に兄弟もおらず、一人っ子だったら、更に迷うだろうな
あとは、アメリカの市民権がある方が仕事も見つけやすいよ、とのことでした
最後に、最悪の場合、もし旦那と離婚することになって、日本への帰国を検討する場合は
日本人ではないのに帰れるの
についても教えてくれました。
彼女は娘さんが一人いて、日本国籍があるので、日本に帰国することになった場合は娘さんが日本人ということで、日本人の母親として日本には帰りやすいみたいです
へぇ〜
私も娘は日本国籍があるので、日本に帰国することになった時は、娘に助けてもらおう
お友達に相談して決心がついたので、アメリカ市民権取得に向けて、手続きを始めました
手続きを進める中で、やはり両親には事前に伝えておきたいなと思ったので、母がアメリカに来た時に伝えることにしました。
母がアメリカに来て、時差ボケも治って落ち着いた頃、朝ごはんを食べながら、アメリカ市民権取得の手続きをしていることを伝えました
母はびっくりはしていましたが、私の決断なら仕方ないかという感じで、受け入れてくれました。
でもやはり母が心配なのは、離婚することになった場合の話
旦那はバツイチ、3人いるお義姉ちゃん達も全員バツイチ、旦那のお父さんもバツイチ、旦那のお母さんはバツニ
という、離婚一家の息子なので、母としてはそこだけが心配だそう

結婚して5年、今は何の心配もなく夫婦関係はとても良好

旦那も、死ぬまでナミの面倒みるから心配しないで!と励まして(?)いましたが、バツイチでは説得力ないですよね
もし離婚しても、娘が日本国籍があるので日本に帰ることはできるよ、と説明すると、少し安心したみたい
その後母も色々調べたようで、グリーンカードのままだと、配偶者が亡くなった場合の手続きが色々大変との情報を教えてくれて、早くアメリカ国籍取得しなさい
と、応援してくれるようになりました
その時点でまだ父には伝えていなかったのですが、突然の父からの年金についてのLINEで、状況が少し変わることに。。
市民権取得への新たな壁については、また次回