わたしは中学を卒業すると
昼は小学校で働き
夜 定時制高校へ通った
その日は
とても疲れていて
授業が終わって
帰りのバスに乗ると
わたしはすぐに眠ってしまったようだった
着いたよ〜
バスの運転手さんの声に
びっくりして
寝ぼけた頭で飛び降りた
ん ここはどこ?
バス停留所ではない・・・
月あかりは
わたしの家を照らしていた
バスの運転手さんは
わたしの家の前で停まってくれて
熟睡しているわたしを起こし
降ろしてくれたのだった
そして
バスは月のあかりを屋根に
受けながら走り去った
わたしのポニーテールの髪にも
月のしずくが降り注いで
いたと思うけれど
わたしはそれには
気がつかなかった
すぅ
ありがとう❤
感謝
❤