この日診察をしてくれた先生は
若くて優しい男の先生だった。

市大病院の時ともまた違う
精密なエコーで真剣に見てくれた。

一言も話さず
真剣にエコー画面を見つめる先生を見て
緊張が増した。


先生は

『紹介状の内容からすると
横隔膜ヘルニアと
少し心奇形の疑いもあるという事だったけど…


それとはまた別で
赤ちゃんにお水が溜まっているように
見られますね。』

と言った。

なんのことだかわからなかったが
お腹から胸にかけてお水が溜まっていると
赤ちゃんの体が浮腫んでしまい
しんどくなる、という感じの説明を受けた。


横隔膜ヘルニアとの因果関係は
分からないが、
赤ちゃんのお水がこれから
どんどん溜まってしまうようなら
妊娠中にお腹から針を刺して
水を抜いていかなければならない
と言われた。

すぐにでも入院してほしいと言われ、
頭の中が混乱した。


まだ小さい娘がいるのに
どうしよう…

娘と離れて暮らしたことなんて
今まで1日もなかった。


その後、内診もしてもらい、
子宮頸管の長さがやや短いこと
子宮口はまだ開いてないことを
教えてもらい、
ひとまず一週間後にまた
外来で診てもらうことになった。