G20 日中首脳会談
中国・杭州でG20が開催され、安倍首相と習近平両首脳の
トップ海外が、約2年ぶりに開催された。
この二人の握手も、何だか「微妙」だね・・
表面上は取りあえず握手してるけど
心からの信頼や親愛はない感じがする。
安倍ちゃんなんか、プーチンと握手してる
時の方が「満目に笑み」的な感じです。
いずれにしろ、日本も言うことは言ったみたいだけど
ちょっと弱いよね、、
まあ、喧嘩してもしょうがないけど
もうちょっとはっきり
「尖閣諸島に接近するな」
と
「東シナ海での人工島は違法だ」
とか、はっきりモノを言えなかったんですかね。
戦略的互恵関係もいいですけど
本音でモノを言い合えないようじゃあ
本物の信頼関係も築けないと思いますけどね、、安倍ちゃん、、
【関連動画】
・中国経済崩壊 最新情報2016年 ”G20首脳会談”で議長国・中国が『関係国に必死に懇願する』凄まじい醜態を露呈。尖閣・南シナ海の活動がブーメランに
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・日中韓外相会談 北朝鮮SLBMに中国尖閣挑発!杭州G20日中首脳会談開催は尖閣挑発改善が前提!日韓連携で中国孤立か・・・【中谷元×宮家邦彦】
https://www.youtube.com/watch?v=zP9pGaSRbdg
・あすからG20首脳会議 日中首脳会談に向け調整(16/09/03)
https://www.youtube.com/watch?v=DKWyWE8qYGo
◆安倍晋三首相、習近平氏と5日に会談へ 1年5カ月ぶり…尖閣領海侵入や南シナ海、懸念と自制求める
20カ国・地域(G20)首脳会議出席のため中国を訪問している安倍晋三首相と、中国の習近平国家主席の日中首脳会談が5日午後に行われることがほぼ固まった。安倍首相と習氏の会談は昨年4月にジャカルタで開かれたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)にあわせて実施して以来1年5カ月ぶり3回目となる。
安倍首相は会談で、東・南シナ海での中国の海洋進出問題を議題としたい考え。尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で相次いだ中国公船の領海侵入や、南シナ海で強行する軍事拠点化に懸念を示し、自制を求めるとみられる。不測の事態を回避するため日中防衛当局間の「海空連絡メカニズム」設置について、年内の正式合意を確認する意向だ。
4日はG20首脳会議の開会式に先立ち、エジプトのシーシー大統領と会談。教育やエネルギーなどの分野で協力を深める方針を確認した。
安倍首相はG20首脳会議出席後の6日にラオス・ビエンチャンに移動。7日の日・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議、ASEANプラス3(日中韓)首脳会議などのほか、8日の東アジアサミットに参加する。ラオス滞在中、韓国の朴槿恵大統領との個別会談も調整している。
安倍首相は4日、中国訪問に先立ち、羽田空港で記者団に、中韓両首脳との会談について「隣国であるがゆえにさまざまな課題があるが、しっかり議論して未来に向けて関係を発展させたい」と述べた。東アジアサミットに関しては「法の支配と航行の自由の尊重は地域の平和と繁栄のために重要だ。東シナ海、南シナ海(の問題)における日本の立場を明確に述べたい」と語った。(出典:産経ニュース)
◆習主席、握手の笑顔なし 安倍首相の姿勢に不信感
安倍晋三首相と中国の習近平(シーチンピン)国家主席が1年5カ月ぶりの首脳会談に臨んだ。両首脳は「安定的発展を遂げることは両国民の利益にも合致」(習主席)、「大局的な観点からウィンウィンの協力や交流を進める」(安倍首相)とやりとり。ただ、沖縄県の尖閣諸島をめぐる対立など、両国の不信感は根強い。
ホストとしてG20の首脳を出迎えた時、習近平(シーチンピン)国家主席は表情を使い分けた。4日、会議場でロシアのプーチン大統領らには満面の笑みを見せたが、安倍晋三首相と握手した時、ややこわばった表情に変わった。
安倍氏の歴史認識や安全保障関連法を成立させた姿勢などに、中国側は不信感が強い。南シナ海の仲裁判決受け入れを迫る姿勢も中国には受け入れがたい。
安倍政権に批判的な世論を背景に、習氏がどのように安倍氏を迎えるかは中国にとって敏感な問題だ。
「主人は客をもてなすために尽くすが、客も主人の言うことに従うものだ」。8月下旬に来日した王毅(ワンイー)外相は、首脳会談の可能性について問われ、こう返した。国の威信をかけて催したG20で、日本に南シナ海問題などを持ち出され、メンツをつぶされることへの警戒感がにじんだ。(出典:朝日新聞デジタル)
◆日中首脳会談、衝突回避へ協議加速で一致 尖閣問題
中国・杭州を訪問中の安倍晋三首相は5日夜、習近平(シーチンピン)国家主席と会談した。両首脳は、様々な分野で対話を進めていくことで合意。また、東シナ海などでの日中の偶発的な衝突を避けるための「海空連絡メカニズム」について、日本政府は運用の早期開始を求めていたが、会談では協議を加速していくことで一致した。
首相と習氏との首脳会談は昨年4月以来、1年5カ月ぶりで3回目。30分余り行われた。
会談の冒頭、習氏は両国関係について「双方ともに妨害を排除し、中日関係を一日も早く正常な発展の軌道に戻すよう努力しなければならない」と呼びかけた。首相は「戦略的互恵関係の考え方に立ち、大局的な観点から協力や交流を進め、安定的な友好関係を築きたい」と応じた。
首相は会談後の記者会見で、中国公船が沖縄県の尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返している問題や、中国が軍事拠点化を進める南シナ海の問題について「日本の立場を率直、明確に伝えた」と強調した。
日本政府の説明によると、首相は会談で尖閣問題について「中国公船、軍による特異な活動は極めて遺憾だ」と主張。緊張を高める行動をなくして状況を改善するよう求めたうえで、「東シナ海の安定なくして日中関係の安定はない」と訴えた。習氏は、東シナ海の平和と安定を維持する考えを示したという。
尖閣周辺海域では、中国海警局の公船などによる領海侵入が続く。海空連絡メカニズムは中国公船の挑発的な行動などが軍事衝突に発展しないよう、両国の防衛当局間にホットラインを開設し、通信手段を共通化することが柱。14年11月の首脳会談で早期の運用開始を確認したが、これまで実現されていない。
首相は、南シナ海の問題については「国際法のルールを守り、周辺国の不安解消に努めてほしい」と伝えた。
国営新華社通信によると、習氏は「対話と協議を通じて意思疎通を強化し、東シナ海問題を適切に処理し、ともに東シナ海の平和と安定を守るべきだ」と述べた。南シナ海については「日本側は言動を慎み、中日関係改善の障害となるのを防ぐべきだ」と語った。また、習氏は「両国は古い問題をうまく管理し、新たな問題を防ぎ、足かせを減らさなければならない」との考えも示した。(杭州=相原亮、西村大輔)
■日中首脳会談の骨子
・様々な分野、レベルで対話を進めていくことで合意
・東シナ海の平和と安定を維持していくことで一致
・防衛当局間の「海空連絡メカニズム」の早期運用に向け協議加速
・東シナ海の日中中間線付近のガス田共同開発について交渉再開
・両国での五輪開催を見据え、様々な分野で交流
■日中間の主な懸案事項
・中国公船による尖閣諸島周辺での領海侵入
・東シナ海の日中中間線付近で中国が進めるガス田開発
・南シナ海での中国の権利主張を全面否定したオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所判決
・海空連絡メカニズムの協議停滞
(出典:朝日新聞デジタル)
G20 日中首脳会談