「二歩」 で王将が反則負け!プロも失敗する理由とは? | 神城豊の「あなたが逆境を乗り越え幸せに成功する魔法の法則」

神城豊の「あなたが逆境を乗り越え幸せに成功する魔法の法則」

倒産・一家離散・離婚、難病で生死を彷徨うも奇跡の生還後、現在はハッピービジネスマンへと逆境人生から何度となく立上がり今のハッピーライフを掴んだ波乱万丈人生を歩んできた私、神城豊が、あなたに逆境を克服し幸せに成功する魔法のルールを伝授します。



将棋の郷田王将が「二歩」で反則負け


「二歩」 で王将が反則負け!有段者でも「二歩」だなんて!


将棋の郷田王将が「二歩」で反則負けした。

タイトル保持者が反則負けしかも、超初歩の「二歩」で

負けるとは異例だね・・

将棋の郷田真隆王将


でも、調べてみると、過去にも「二歩」で負けてる

棋士って結構沢山いますよ・・

1977年から2005年までにプロ公式戦で二歩は

44回も起こっている。

28年間に44回だから、一年に1.6回くらいの

割合で起こってるってことですね。

なぜ、プロ中のプロでもこんな初歩的なミスを犯すのか・・

理由は大きく2つ、

自陣を攻め込まれ、防戦に必死になるあまり

前に、攻め込んでいた「歩」を見落としてしまうケース。

逆に敵陣で攻めるのに夢中になり、自陣深くに指していた

「歩」を見落としてしまうケース。

特に「持ち時間」が限られている「早指し」の時は要注意だそうだ。

また、二歩の半数以上が底歩・・つまり盤上の一番下、

に置いてある「歩」を見逃すか、底歩を打ってしまう

間違いだそうだ。

一番下や端っこは、一か所に集中しちゃうと

つい見逃しちゃうんでしょうね・・・

底歩



これ人生にも言えてますよね。

攻めも、守りも、「一か所」だけに注意と目線が集中し過ぎて

全体を見失って失敗する。

「ヤバイ、守らなきゃ!!」

「これはいける、今が攻め時だ!!」

こうした心理状態の時は、仕事でもプライベートでも

「一呼吸置いて、全体を冷静に眺める」クセを

つけたいものです。


鷹の目




◆将棋の郷田王将が「二歩」 公開対局で痛恨の禁じ手
将棋の郷田真隆王将(45)が3日、札幌市での佐藤天彦名人(28)との公式戦で禁じ手である「二歩」を指し、反則負けとなった。タイトル保持者の反則負けは極めて異例。

 この対局は、ファンの前で公開で指される「日本シリーズ・JTプロ公式戦」のトーナメント2回戦。郷田王将が優勢で終盤戦を迎えたが、105手目に指した▲6三歩が二歩だった。

 「二歩」は、同じ縦の列に歩があるのにさらに歩を打つことで、禁じ手の一つとなっている。

 郷田王将は王位、棋王、棋聖などのタイトルを獲得した経験があり、今年1~3月の王将戦七番勝負では羽生善治三冠(45)の挑戦を退けてタイトル初防衛を果たした。今月1日には、結婚したことを発表した。(出典:朝日新聞デジタル)


◆二歩(にふ)とは、成っていない歩兵を2枚同じ縦の列(筋)に配置することはできないという、将棋の禁じ手である。

概要

すでに歩兵が配置されている筋に持ち駒から歩兵を打つことができない、というルールである。成った歩兵、すなわちと金のある筋に歩兵を打つことは認められており、禁じ手ではない。

禁じ手として二歩をすると反則負けとなる。しかし、二歩を指しても誰も気づかず、そのままどちらかが投了してしまった場合、その二歩によって定まる勝敗より、投了によって定まった勝敗が優先となり、判定は覆らない(全ての反則は投了優先)。

初めて成文化したのは二代大橋宗古である。

二歩が禁止になった理由は、飛車先の歩先に歩を打つことができると優劣がはっきりしすぎるために面白くなくなるという理由が指摘されている。

極めて初歩的な禁じ手の一つだが、将棋の反則の中では最も起こりやすいものの一つでもあり、プロ高段者の対局においてさえしばしば発生する。1977年から2005年までにプロ公式戦での二歩は44回起こっている[2]。自陣で追いつめられ前の方の歩に気付かず思わず合駒してしまう、敵陣で相手を攻めるのに夢中になりしばらく前に打っていた自陣深くの歩を見落とす、敵陣に打ち込んで不成のまま放置していた歩に気付かない、などの状況でうっかり打ってしまうことが多い。また、盤上の歩を見落とすのではなく、駒台の他の駒と歩を持ち間違えて二歩となることもある。特に持ち時間の少ない早指し戦などでは十分に気を付ける必要がある。森内俊之の説によれば、二歩については半数以上が底歩(一番下の段の歩)絡み、即ち底歩を打っているのに別の歩を打ってしまったか、別の歩があるのに底歩を打ってしまったケースであるとのことである。

アマチュアの対局であっても、公式な大会では二歩を打った時点で即時負けとされることが多い。一方将棋ソフトやネット将棋では禁手であることを指摘されるだけで指すことができない。

二歩を指した棋士

1977年 関屋喜代作 青野照市
1980年 有吉道夫 森安秀光
1982年 米長邦雄 島朗
1982年 山口千嶺 関根茂 5七歩の上に5六歩を重ね打ち
1985年 淡路仁茂 島朗
1986年 順位戦 淡路仁茂 石田和雄 145手目 7二歩
1988年 二上達也 西村一義
1992年 順位戦 所司和晴 石川陽生 131手目 8二歩
1997年 淡路仁茂 矢倉規広
1998年 銀河戦 山崎隆之 佐伯昌優 94手目 4一歩
2004年 NHK杯 豊川孝弘 田村康介 109手目 2九歩 第53回1回戦第12局(2004年6月20日)
2004年 順位戦 田中寅彦 中村修 142手目 5三歩
2004年 棋聖戦 山崎隆之 小林裕士 87手目 3三歩
2005年 NHK杯 松尾歩 先崎学 98手目 3六歩 第54回1回戦第4局(2005年4月24日)
2006年 棋聖戦 室岡克彦 瀬川晶司 54手目 7一歩
2006年 順位戦 小林健二 小倉久史 149手目 9二歩
2007年 JT将棋 郷田真隆 佐藤康光 117手目 9六歩
2015年 NHK杯 橋本崇載 行方尚史 92手目 6三歩 第64回準決勝第2局(2015年3月8日)
2015年 銀河戦 高橋道雄 安用寺孝功 95手目3五歩両者、二歩に気付かず13手指し続けた
2016年 JT将棋 郷田真隆 佐藤天彦 105手目6三歩 二回戦第一局(2016年9月3日)

類似のゲームにおける事例
チェスのポーンは将棋の歩兵に相当するが、歩兵とは異なり駒を取るときのみ前ではなく斜め前に進むため隣のファイルのポーンが取られる等していない場合必然的に二歩の形になる。そのためルール上は問題ないが、直上には効きがないため縦に並んでいると守りにくくなるので通常は不利な形とされている。
どうぶつしょうぎでは、「ひよこ」(将棋の歩兵に相当)を同じ縦の列に打つこと(2ひよこ)が許される。(出典:Wikiedia)


◆将棋の郷田王将が結婚 37歳一般女性と

将棋の郷田真隆王将(45)が横浜市の一般女性(37)と結婚した。日本将棋連盟が1日、発表した。

 郷田王将は王位、棋王、棋聖のタイトル獲得経験がある。今年1~3月の王将戦七番勝負で、同世代の羽生善治三冠(45)の挑戦を退けてタイトル初防衛を果たした。(出典:朝日新聞デジタル)




将棋の郷田王将が「二歩」で反則負け