【リオ五輪、女子バトミントン】タカマツ、世界一のコンビネーションで歴史を変える金メダル! | 神城豊の「あなたが逆境を乗り越え幸せに成功する魔法の法則」

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タカマツ・金メダル

【リオ五輪、女子バトミントン】タカマツ、世界一のコンビネーションで歴史を変える金メダル!

リオ五輪、女子バトミントンの歴史を変える
快挙を、タカマツペアが金メダルでやり遂げました!

おめでとう!!

タカマツ金メダル


何ちゅっても、試合内容が凄すぎる・・

1-1後の金メダルを決めるファイナルで

一時は、本人たちが「もうダメかも・・」と一瞬思った

ちゅうくらいの16-19の絶体絶命・・

あと1本でマッチポイント・・・

ここから「何をしたか自分でも覚えていない・・」

と松友美佐紀が振り返るくらいゾーン状態に

入っていたんでしょう、、

なんと、5連続ポイントで、大逆転の金メダル。

素晴らしい泣き顔、転びっぷりです!

タカマツ 泣く


本当に、この二人の一心同体ぶりのコンビネーションの

良さは、世界一ですね!!

おめでとう、タカマツペア!!



タカマツ金メダル


◆タカマツ 金メダルの瞬間抱き合えず「見ると転んでいて…」

リオデジャネイロ五輪女子バドミントン・ダブルスで日本バドミントン界初の金メダルを獲得した高橋礼華(26)、松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)が、19日に生中継された日本テレビ系特番「リオ五輪2016」(前3・30~前11・05)に出演。メダル獲得の瞬間について語った。

第3ゲームは16―19から5連続ポイントの猛追で激闘を制し、優勝が決まった瞬間、高橋はコートに突っ伏し、松友はしゃがみこんだ。高橋は「正直、19オール(19-19)となってから、覚えていない」、松友は「あ、ほんとに?と思った」。試合終了直後は実感がわかなかったと振り返った。

 高橋がコートに突っ伏している一方で、松友はコーチと喜びのハグ。松友は「まずは先輩(高橋)と抱き合いたかったが、見ると転んでいて、コーチがバーッと来たので(笑い)」と後回しになってしまった理由を明かした。

 リードを許した場面では「伊調さんが逆転勝ちしてたのを思い出して」と高橋。前日に逆転で4連覇を飾ったレスリングの伊調馨の勝利が大きな力になったようだった。(出典:スポニチアネックス)

◆タカマツペア、バド史上初の金メダル“世界一の連係”が導いた劇的勝利、
世界ランク1位と言われても、世界ナンバーワンの実力かどうかなんて、分からない。勝つべきと思われても勝てない苦しさを味わって、自信をそがれたこともあった。それでも変わらず、断言できることがあった。

「世界1位の実力はないと思うけど、コンビネーションは世界一だと思っている。それだけは負けたくない」

 高橋礼華は、そう言った。苦しくなっても壊れない、2人で1つの強固な力が劇的な逆転勝利を手繰り寄せた。


土壇場で生かされた経験
 リオデジャネイロ五輪のバドミントン競技は現地時間18日に女子ダブルスの決勝戦を行い、世界ランク1位の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が2−1(18−21、21−9、21−19)の逆転で昨年の世界選手権2位のデンマークペアを破って日本バドミントン界初の金メダルを獲得した。

 実力では優位と見られていた決勝戦だが、追われる立場の難しさに立たされた。流れが良くなったところで、ネットインショットを決められてしまうなど運も相手に味方した。大方の予想に反して第1ゲームを奪われ、ファイナルゲームもリードを許す時間が続いた。終盤は、16−16から3連続失点を喫して後がなくなった。

 しかし、過去の経験が力に変わった。2014年に初めて世界ランク1位になったが、以降も世界選手権では16強止まり。勝たなければいけないプレッシャーにのまれ、自分たちらしさを見失っていた。だからこそ、今度は土壇場で戦えた。高橋は「あっちに流れが来ていると思ってしまったけど、やっぱり負けたくないという気持ちが強かったので、何をしてでも拾って打ってやろうと思っていた」と言い、松友も「正直、もう負けたかなと思ったけど、1球でも多く相手に『おおっ』と思わせてやろうと思ってやっていた」と負けん気の強さを見せた。

自分たちらしいプレーで引き寄せた勝利

16−19。あと1点を失えば相手は怖いものなしで攻めてくる。失敗は許されない。隙を作らず、丁寧さを失わず。ただし、攻撃的に仕掛けなければ相手が得意とする強打に襲われる。ペアのどちらか一方でも味方のプレーを予測し切れなければ、一気に攻めることはできない。

 しかし、高橋と松友には、聖ウルスラ学院英智高校時代で初めてペアを組んでから10年続けて築いた信頼関係がある。高橋は、大会前に「シングルスからダブルスに変えて良かった。違う物を持っている2人だから、一緒にできたときに、すごいことが起こるんじゃないかと思っている。私はシングルスをやっていて、自分がパワーのある方だと思っていなかったけど(パワーがあるタイプではない)松友と組んだことで引き出された。松友は私が打つ球を見て、それならこう(展開)すれば良いというプレーに気付いてくれた。同じタイプじゃない2人が組んだから(互いの長所に)気付けた」と話していた。

 それぞれの特徴をよく知り、互いの長所を使い合って、2人で1つになる。いま、自分の武器を使うのか、パートナーの武器を使うのか。使うために、自分は何をするのか。10年間で醸成された絶妙の調整加減が、土壇場で輝いた。16−19から4連続得点で20−19。ラリーから高橋がスマッシュを打ち込み、相手がレシーブしたシャトルがネットに捕まった瞬間、金メダルが決まった。5連続得点の大逆転で、松友は「金メダルが、というより、あの場面で自分たちのプレーをできたことがうれしい」と言葉に実感を込めた。

「黄金の連係」を引き出したコーチたち

黄金の連係力。まだ大きな成果を挙げていない時代に、その力を見抜いて成長を信じたのが、世界のダブルスを知る2人の指導者だった。松友は、その名前を挙げて感謝を示した。

「日本代表に入って勝てなかったときから、ずっとテイさん(中島慶コーチ)は、いつか私たちを勝たせたいという思いで、たくさん練習させられ……させて下さった(笑)。本当に朴(柱奉ヘッドコーチ)さんとテイさんが日本のバドミントン界にいなければ、今の私たちはない。代表に初めて入った時のコーチがテイさんじゃなければ、私たちは代表に入っていないと思う。本当に感謝しているし、お世話になったテイさん、朴さんがベンチに入った試合で勝てて本当に良かった」

 勝った瞬間、選手が驚くほどの速さでコートに飛び出した朴ヘッドコーチと女子ダブルス担当の中島コーチのことだった。

 朴ヘッドコーチは韓国人で1992年バルセロナ五輪の男子ダブルス金メダリスト。男子複でも混合複でも勝ちまくった「ダブルスの神様」だ。中島コーチは元の名前を丁其慶といい、中国代表として男子の団体戦であるトマス杯優勝に貢献したメンバーの一人で、ダブルスの選手だった。中島コーチは、高橋、松友が金メダルを取る姿を想像できていたのかという質問に「最初から、そのつもりだった。(注目したのは)コンビネーション。ダブルスは、簡単じゃない。時間が必要。うちのヘッドコーチだって、パートナーをチェンジしていれば、私が勝てたかもしれない」と笑い、現役時代に超えられなかった朴ヘッドコーチとの戦いを例に挙げて、連係の重要性を説いた。

 間違っていなかった。抜群の連係で困難を突破する力を生み出せる。それが高橋と松友だった。大一番での大逆転勝利など、単なるまぐれで成り立ちはしない。強くなった2人の姿がそこにあった。2004年アテネ五輪で全種目合わせて1勝しかできなかった弱い日本代表を直後から強化してきた朴ヘッドコーチは「ビックリした。今まで、国際大会でこれほど厳しいスコアで逆転した日本の選手はいない。一番大事な試合でできた」と喜んだ。

 世界を知るコーチが才能を認め、努力した2人が力を示し、世界の最高峰を知る者が成長力に驚いた。表彰台に上がった高橋と松友が首にかけられたメダルは、まさしくゴールデンコンビの証だった。

◆女子バド歴史作った「先輩たちに感謝」高橋&松友、金メダル獲得後コメント

 リオデジャネイロ五輪のバドミントン女子ダブルス決勝が日本時間19日に行われ、世界ランク1位の高橋礼華、松友美佐紀(ともに日本ユニシス)が、カミラ・リターユヒル、クリスティナ・ペデルセン(デンマーク)を2−1で下し、金メダルを獲得した。

 決勝戦は序盤、「相手がすごい勝ちにきている姿勢が伝わってきた」(高橋)と語るほど、デンマークペアが積極的に攻めてきて第1ゲームを18−21で落としたが、第2ゲームでは自分たちのペースを取り戻し21−9で追いつく。最終となる第3ゲームでは、16−19と追い詰められたが、そこからの逆転劇を演じ、日本勢としては同競技初となる快挙を達成した。

 以下、高橋、松友のコメント。


レスリングを見ていて「逆転はあり得る」
――第3セットで16−19となった時の心境は?

高橋 一瞬は、本当に一瞬ですけど、「あ、やばい、本当にここで負けちゃうのかな」と思ったのですが、でも前の日に(レスリングの)伊調馨さんの試合をテレビで見ていたので、それで最後まで、レスリングは3人とも全部逆転勝ちをしているのを思い出して、「いや、ここからでも逆転はあり得るな」と思いました。私は結構、一瞬だけやばいと思ったのですが、すぐに切り替えられました。

松友 私も負けるなって、もういかれるのかなと思ったのですが、その中でも1回でもいいから、相手におっと思わせたいなと思ってやっていました。多分それがいい意味で前向きだったと思いますし、本当に楽しんでやっていたので、最後の2、3点は無心でやっていました。

――それまでは松友選手が苦しんでいるように見えたが?

松友 1ゲーム目は正直、ものすごくひどいプレーだったと思います。自分でも何もできていなかったので。2ゲーム目からは相手をどうしたいだったり、どういうふうに崩していこうというのはありました。ファイナルは相手との駆け引きだったりを1球1球楽しみながらやっていました。1ゲーム目は苦しかったですけど、2、3ゲーム目、特に3ゲーム目は楽しかったです。

――なぜ第1ゲームはひどかったのか?

松友 やっぱり緊張だったり、これで最後の試合という思いが強過ぎたのかなと思います。

――日本の歴史を作った気持ちは?

高橋 あまり、そう言われてもピンとこなくて。どちらかというと、本当に五輪で金メダルを取ったのかと。

松友 自分たちで歴史を作ったという感想はあまりないと思います。でも、今までいろいろな大会で日本人で初めての優勝をしてきた中で、やっぱり一番うれしいかなと思います。


最後は流れを引き寄せられた

――2ゲーム目以降の作戦は?

高橋 基本的に相手は身長も高いですし、2人とも高さもパワーもあるので、それで相手はどんどん強打してきました。勢いで攻めてくるというのが2人のパターン。もちろんどの試合もそう来ていたので、今日もそう来ると思っていたので、それで決められるのはしょうがないと思っていました。でもやっぱり、その中でも自分たちがうまく高さを使えて、相手を走らせて、穴を作っていくことができれば、相手も崩れるということは何回もやってきて分かっていたので、2ゲーム目以降は高さだったり、低い展開だったり高い展開だったり、速い展開、遅い展開を使い分けてできたかなと思います。

――あらためてマッチポイントが決まった瞬間の気持ちは?

高橋 いや、もう何か覚えていなくて、倒れていたら誰かがのしかかってきて(笑)。誰でした? それでその後立ったら自分のラケット踏んじゃって「あ、ラケット!」と、それぐらいテンパっていたので、正直あまり覚えていないです。

――1ゲーム目を落としたときも、焦ることはなかった?

松友 基本的にバドミントンは3ゲーム目で勝った方が勝ちなので、いつもファイナルを取ればいいやと思ってやっています。1、2ゲーム目を取られても、焦りはなかったです。

――五輪の決勝は今までの試合と比べて何か違うものがあったか?

松友 そんなに意識はしていなかったのですが、当たり前ですけど、いつもの大会より明らかに応援だったり、注目してくださる度合いがまったく違ったので、そういう意味では最初はちょっと緊張しちゃったのかなと思います。

高橋 やっぱり相手がすごく勝ちにきている姿勢が伝わってきました。2ゲーム目は自分たちの方が簡単に勝ったのですが、ファイナルで上げてくるところだったり、1ゲーム目からガツガツくるところというのは、みんな同じ気持ちで戦っているんだなと思います。いつもだったらデンマークペアも諦めてくれるところもあったと思うのですが、でも自分のドロップだったりを最後まで拾ってきて、そういう相手を見て、やっぱり決勝って違うんだなと思いました。

――2ゲーム目以降はいいプレーで流れに乗ったところでネットインなど流れを折られるシーンが多かったが?

高橋 そうですね。ファイナルでネットインを2、3回やられた時は「あー、もうあっちに流れが来ている」と思ってしまったのですが、でもやっぱり、負けたくないという気持ちが強かったので、何をしてでも拾って打ってやろうと思っていました。流れは完全に相手に来ていたと思うのですが、逆にその流れをこっちに最後は引き寄せられたのかなと思います。

松友 あの接戦の場面で、あの球を打てるというのは、純粋にうまいと思っていました(笑)。ずっと戦っていて楽しかったです。 (出典:スポーツナビ)



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