それは、常に「良きこと」の方だけを見るクセ（＝習慣）を付けることだ。
欧州に兄弟のＦ１レーサーがいた。
Ｆ１とは、時速２００キロを超える様なスポーツカーレース。
カーブでハンドルサバキを一瞬でも間違えて
スピンしようものなら、そのままあの世行き・・
といった文字通り「死と隣り合わせ」の職業だ・・・
◆この兄弟、優秀でたびたび大きな大会で優勝を相互にしていたが・・・
ある日、悲劇は起こった。
雨上がりのコースで、お兄さんの方が、運悪く
コーナーで曲がり切れず、フェンスに激突し
炎上し、そのまま亡くなってしまった。。。
その数か月後、同じコースで弟にも悲劇が
訪れた・・・
お兄さん同様に、フェンスに激突し、炎上し
亡くなってしまった・・・
この弟が激突した場所が、何とお兄さんの激突
した個所と、数センチしか違わなかったというのだから驚きだ。
◆兄弟レーサーに起こった事故は悲劇としか
言いようがないが、私たちはこの悲劇から
２つのことを学び取れる。
１つは、「自分も兄の様にフェンスに激突して死んでしまうのでは」
といった否定的、悲劇的な「考えや、イメージ」が弟ドライバー
の心の像、、無意識に強く刻み込まれ、それが現実化して
しまったのではないか。という推測だ。
逆に捉えれば、「何でも良い方向にイメージ出来れば」
その良いイメージが現実化することになる。
◆そもそも、人間は「良い事」「光り輝く良い方向」の
ことばかり考えて、感じ、イメージ出来る人ほど
その瞬間も幸せで、長期間に亘り「幸福感が維持できる」
ことが分かっている。
（影の声）あのさ～～、そんなことは薄々でも気が付いてんだけど
良い面ばっかり見る様にすること自体が難しいから困っちゃうんだよね・・
どうすりゃ、そんなに楽観的に「いい面ばっかり」見れるようになるのさ？
（神城）分かりますね～～
世の中、元々、楽観的な人と、悲観的な人がいますよね。
でも、ここで言ってるのは楽観論者か、悲観的な体質か、、
というのと、似て非なるものなんです。
（影の声）それって、何だよ！！
（神城）個々の人の性格は根本的には、なかなか変えられません。
まあ、変えられないこともないんだけどね、、なかなか時間がかかるのが
普通です。
性格や体質は変えられなくても
【ものの見方、考え方】や【感じ方】は、変えられるです。
そもそも、あなたに起こるありとあらゆることってのは
本来「プラス」でも「マイナス」でもなく
単なる「事実」で「中立」なんです。
で、起こった「事実」を、あなたが「どう捉えるか、どう感じ取るか」
で、それが、「プラス」にも「マイナス」にも変わるんです。
だとしたら、日常生活では、出来るだけ、あなたが「楽しい！」
「嬉しい！」｛ハッピー！！」と思える方向を見るように心がける
べきですね。
そうすると、一見ひどく悲劇的なことが起こったとしても
その良い面が見えてくるようになるものです。
◆ちなみにですけど、レーサーってのは
フェンス激突に備えて訓練をしているらしいんですが
それは、コンマ何秒の世界で
「このままだと、フェンスに激突する！」
と思った瞬間に
【フェンスではなく、ハンドルを切るべき明るくて広いコーナー側】
を見る様な訓練だそうです。
人間は「目線をやった方向に進む」習性があります。
いつも、悲劇的で、不幸な方向にばかり目を向けていると
そちらに向かって突進していきます。
そうじゃなくて、自分で「明るくて楽しい」と思う
方向、方面を見つづけていれば
必ず、近いうちに「信じられない幸せと成功」が
あなたに訪れます！！
「良き方向だけを見るクセ」をつけて下さいね！！