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神様、私にお与えください、
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを、
変えられるものは変えていく勇気を、
そして、二つを見分ける賢さを。
ラインホールド・ニーバーの祈り
◆シンクロ二シティ（意味のある偶然）
を体感し、驚いています。
昨日、昼間にＮＨＫ ＴＶで
偶然、ある精神科医で作家の方の
お話を観ていました。
この精神科医は、
ギャンブル依存やアルコール依存患者
を救っていました。
この精神科医も参加していた
あるギャンブル依存からの脱却を目指した
団体で、ギャンブル依存の人たちが
自分自身の体験を語り合う
「ミーティング」の最後に
みんなで唱和していたのが
この
「神様、私にお与えください、
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを、
変えられるものは変えていく勇気を、
そして、二つを見分ける賢さを。」
という言葉だったんです。
◆この精神科医は、当初は
あまりこの文言にピンとくるものは
なかったそうで「フウウン、あっそう」
レベルで読み流していたんです。
それが、十年ほど前に事態は一変します。
健康一筋で人生を送っていた彼が、
なんと「白血病の診断を受け
生存率５０％」と宣告を受けたんです。
ひどく、動揺し、落ち着きを
失い、絶望的になるのが普通です。
◆でも、この精神科医は
白血病の宣告を受けてはじめて
この文言・・つまり
神様、私にお与えください、
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを、
変えられるものは変えていく勇気を、
そして、二つを見分ける賢さを。
の本当の意味が、魂に響いたそうです。
つまり、白血病になってしまったこと事態は
運命として、事実として、
静かに、落ちついて受け入れる。
白血病になってしまったこと事態は
もう自分には変えようのない運命ですから。
◆ただ、受け入れたあとは、
自分に変えられるもの・・・
つまり、
「まだ、５０％も生き延びられるチャンス
があるんだから、前向きに明るく
治療に専念しよう！！」
と白血病治療に、前向きに
取り組んだんです。
結果として、半年で、治癒された訳です。
◆そして、昨晩
前回もご紹介した
アドラー心理学を、対話形式で
非常に興味深く解説している良著
『嫌われる勇気』
の、最後の方の部分に
冒頭の言葉が、出てくるんです。
つまり、
神様、私にお与えください、
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを、
変えられるものは変えていく勇気を、
そして、二つを見分ける賢さを。
の部分ですね。
◆ここでは、
自分が、幸せになるためには
自己受容（自分をありのままに受け入れること）
自分の力では、どうにも変えられぬ
ものは、そのまま受け入れ
自分の力で「変化を起こせる」
ものにだけフォーキャスし
良き変化を起こすこと
これが大切なんだ、、
と説いているクダリでした。
◆このシンクロは
天空の何か大きな力が
私に、もっと
自分を受け入れ
自分には変えられないものは
そのまま、受け入れ（拒絶せず）
自分にコントロール可能な
領域に焦点を合わせろ！！
と説かれている気が痛烈にしました。
あなたも、幸せにになるために
変えられぬものは、そのまま
静かに受け入れ
変えられるものを良き変化を
加える力を集中させると
日々が、より楽しく充実した
ものになると思いますので
是非試して見て下さい。
ちなみに、下記は、この
文言の、全文です。
神様、私にお与えください、
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを、
変えられるものは変えていく勇気を、
そして、二つを見分ける賢さを。
今日一日を生き、
この今を楽しみ、
苦難を平和に通じる道と受け入れながら、
この罪深い世の中を、あのお方がなされたように、
自分の意思を捨て、あるがままに受け入れながら、
この世ではほどほどに幸福を得て、
天国ではあのお方と共に永遠に至上の幸福を得る
という、神の意思にすべてを委ねるなら、
神様は、何事もよくしてくださると信じて。
ラインホールド・ニーバーの祈り
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