大好きなことをやれば上手くいく、、でもその落とし穴って? | 神城豊の「あなたが逆境を乗り越え幸せに成功する魔法の法則」

神城豊の「あなたが逆境を乗り越え幸せに成功する魔法の法則」

倒産・一家離散・離婚、難病で生死を彷徨うも奇跡の生還後、現在はハッピービジネスマンへと逆境人生から何度となく立上がり今のハッピーライフを掴んだ波乱万丈人生を歩んできた私、神城豊が、あなたに逆境を克服し幸せに成功する魔法のルールを伝授します。

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◆昨日は、「あなたが幸せに成功する素」である

やる気の出し方、モチベーションがアップする

ことについてお話しました。


◆要約すると

人が、やる気が出す動機(=モチベーション)

には、2種類あって、


「外発的モチベーション」

    と

「内発的モチベーション」


「外発的モチベーション」というのは

頑張れば、お金や賞賛などの

「報酬」が、外部からもらえるから頑張るという動機付けのこと。



「内発的モチベーション」というのは

仕事や、やっていることの内容自体に

強い興味があり、そのもの自体に面白さ

充実感、使命感を感じて自ら動いている


状態のこと。


◆心理学の実験でも

「内発的モチベーション」、人が

仕事をしている時の方が、

「外発的モチベーション」で働いている時の

2倍から数十倍の集中力、効率化が図られ、

結果も数十倍の違いが出る
ことが分かっています。


つまり、子供が遊びを無邪気に楽しむ様に

あなたが心からやりたいことを楽しいと

感じながら無我夢中になってやっており

それが「仕事」として「お金」が稼げれば

それが「理想の姿」だと言うことです。


◆でも、ここで、とても注意をしなければ

ならないことがあるんです。

それは、

「内発的モチベーション」は、

ちょっとしたことで

「外発的モチベーション」にレベルダウンしてしまう

リスクを、はらんでいる。


という点なんです。

つまり、

せっかく「内発的モチベーション」で、自分が好きで

楽しいからやっている真っ最中に

それをもっと頑張ったら、ご褒美をあげるよ・・

とか、もっと頑張らなきゃ、罰金だよ・・

と、外野が、余分なアメとムチを持ち出し、

内発的モチベーションで実行していた本人も

外部からの賞罰に気を取られてしまった瞬間に

モチベーションは下がり、

見事に「内発的モチベーション」は

「外発的モチベーション」にトーンダウン
して

しまう。

結局、やっている本人の幸福感、充実度も極端

に下がり、効率も悪くなり、結果も芳しいもの

にはならなくなってしまう。


◆内発的なモチベーションで仕事や、作業に

一旦入り込めたら、周囲は、暖かく見守り

余分なことは一切言わないことが大切だし、

自分自身に対しても、変な人参を与えること

を考えたりしないで、ただひたすら

「その一瞬、一瞬を、楽しみながら味わう」

感覚で、仕事にあたるのがベストなんです。


◆この現象を証明した実験を紹介すると

内容自体がとても面白いパズルを、

パズル同好会の大学生数百人にやってもらった。

2つのチームに分け、

1つには、「時間内に、パズルをどれだけこなせるか

で、報酬(=お金)を上げる」と約束したチームと

「無報酬」のチーム。

で、実験者は、この2つのチームが「休息時間」を

どう使うかを、観察した。


「お金をもらえるチーム」は、休み時間になるやいなや

すぐにそのパズルを止め、雑誌を読み出したり、談笑したりと

「そのパズル以外のこと」をはじめたそうだ。

一方「無報酬」のチームは、ほとんどが

休息時間になっても

誰に言われるわけでもなく

ズット、そのパズルに没頭していたのである。

◆これは、パズル同好会に入っているような学生だから

報酬有り無しに関わらず

「元々、パズルが根っから大好き」、三度の飯よりパズル!パズル!

といった連中が集まっているはずだ。

ただ、その大好きな「パズルを解く行為」自体に

「お金」という「外部的な動機付け」が伴ったとたんに

単なる「大好きなゲームやパズル」から

「報酬に対する義務を伴った「単なる仕事」」に

ランクダウンしてしまったことの証なんだと思われます。


◆また、これと真逆の効果を発揮した実話として

アメリカの片田舎で、ビリーという名の商売上手な

男がピザ店をはじめた。

ビリーの店のピザは美味かったので、最初はすごく繁盛した。

だが、ビリーはよそ者だったため

ヤンチャな若い連中に、店の前で大暴れし、営業妨害され

お客がトンと寄り付かなくなってしまい、ビリーは弱って

しまった。

そこで、ある日、ビリーは、暴れまわっている若者に

「今日も、騒いでくれてあるがとう。お礼に10ドル

みんなにあげよう」と言って、一人ひとりに10ドルを

渡した。

若者は、怪訝な顔をしていたが、みんなお金を受け取った。


翌日も、若者はやってきて、暴れていたが、イマイチ

今までほど、迫力がない。

すかさずビリーは

「今日は、5ドルだけあげよう」と、若者たちに5ドル与えた。

3日目、ビリーは

「今日は、1ドルだ」と・・・

若者たちは

「止めた、止めた、そんなに安い金で、騒ぐなんて、バカバカしくて

やってらんねえや!」と言って、それ以来、ビリーのピザ店の

営業妨害をしに来なくなってしまった。

ビリーのピザ店には、お客が戻り、大成功を収めた。


このエピソードは、「内的モチベーション」と

「外的モチベーション」に関する、非常に興味深い示唆を

表していますね。

つまり、最初、荒くれ若者たちの行動の理由は

「ビリーの店を邪魔してやれ!」

「ビリーを、この町から追い出してやれ!」

といった目的だったのが

「騒ぐこと」に対して「お金(=報酬)」を受け取った

瞬間に、その目的が

「騒いで、お金をもらうこと」

にすり替わってしまったんですね。

しかも、この時、

困らせてやろうとしているビリー本人からの

「お金」を受け取ったのですから

彼らの目的は、完全に矛盾し、

「やる気は減退していき、ゼロになる運命にあった」んですね。


◆これは、私たちが日ごろから仕事や、おウチの家事を

やる時にも、気をつけた方が良いポイントですね。


安易に何でも「おこずかいあげるから」とか

宿題やったら、ご褒美に、おもちゃを買ってあげる。

などと、なんの考えもなく「義務」に対して「報酬」を

与える発想だけだと、うまくいかないということです。

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