役所での能力主義を制度化するという報道があった。以
前にも書いたが、キャリア制度はすぐれた制度であるこ
とから、変更すべきことではない。
確かにキャリアの中での選別は、しっかりと行うべきであ
ろう。でも、東大等の優秀な大学に入り、学生時代に勉強
したからこそ、国家Ⅰ種の試験をパスしているのである。
必要な時期に努力をする、努力できる集中力は、大変な
能力である。
再チャレンジが叫ばれているが、若かりし頃に悪さをして
いて、後悔をバネに努力した結果…。これを認めろ!とい
う意見は、どこかおかしい。
これだと、正直者はバカをみるということになる。マジメに
勉強したり、努力してきた人が報われないなんておかしい。
キャリアにおかしな人がいないとは言わない。確かに、社
会人として問題がある人もいる。ただし、彼らのレスポンス
の高さは間違いなく高い。そう簡単にリベンジできるレベル
ではない。
だから、なおさら制度化して欲しくない。なぜなら、ルール
化すると無理矢理大した能力もないノンキャリアをそれな
りのポスト(本来キャリアが就くポスト)に就けるのである。
それは、避けなきゃいけないのである。
私は、キャリアではない。ぜ~んぜんキャリアにほど遠い
存在である。でも、マジメにがんばった人の成果を正しく
評価する仕組みを守るべきである。
今日は、『実力主義』で検索します。
平凡社員の不定期日記
さん
トラウマの独り言
さん
日進月歩 さん
こうせい日誌 さん