赤穂駅前蕎麦屋「衣笠」でランチ

GWの後半、5月4日5日に一泊二日で赤穂市に行きました。

子どもと二人旅ですが、赤穂市内のホテルが少ないため満室で、姫路に宿泊しました。

初めて行く場所なので、あらかじめ「乗換案内」アプリで時間を調べて、赤穂駅には昼前に到着するように出発しました。

GW以外なら車で行くという選択肢もありますが、なにせ過去にGWの大渋滞で苦労した経験があるので、こういう時期は電車が一番楽です。

 

駅から赤穂城跡に向かうメインストリート沿いにある蕎麦屋「衣笠」でランチをしました。

最近はランチでも「ご予約ですか」と聞かれるのは少し面倒くさいです。

バブル時代のスキー場での経験からつねに混む前に店に行くことを習慣にしていますので、予約がなくとも何とか待ち時間無しで美味しいランチをいただきました。

写真は穴子天とざるそばのセットですが、追加注文のタコの天ぷらも美味しかったです。

 

店を出て少し南へ歩くと「息継ぎ井戸」があります。

江戸城内で藩主浅野内匠頭が吉良上野介に切りつけた事件を知らせる早駕籠が四日半かかってようやく赤穂にたどり着き、井戸の水で喉を潤した場所だそうです。

南へ少し歩くと、赤穂城跡があります。

再建されていないので、バスで御崎に向かいました。

バスを待つ間もかなりの暑さに耐えきれず、バス停前のコンビニのイートイン席で冷たいドリンクを飲んで半時間待ちました。

 

バスは十数分で御崎に着きました。

あまり知られていませんが小さな温泉街です。

この御崎の海岸から大石内蔵助が船で京へ向かったそうです。

御崎「伊和都比売神社」から瀬戸内海を望む

夏日の暑さに耐えられず、散策もそこそこにカフェでバスの時間待ちをしてから赤穂駅に向かいました。

地球温暖化のせいで、GWでさえも散策には暑すぎるという時代に突入しています。

 

赤穂駅から姫路に向かい駅前のホテルでのんびりと過ごしました。

さすがに姫路は世界遺産なので、ものすごい人出です。

世界中から姫路にやってくるので、ホテルも多く、夜もにぎやかです。

姫路城は何度も行ったので、翌日は神戸に向かいました。

 

息子が神戸をあまり知らないので、定番の元町・南京町でブラ歩きとランチを楽しみました。

横浜の中華街よりもずっとコンパクトですが、本格中華ばかりで味は良く、気軽に行ける町です。

早めにカフェ「にしむら珈琲」で行く店をリサーチし、ランチは「昌園」に決めました。

予約客が抑えている時間よりも早い11時過ぎに入店して、予約なしでも美味しいランチをいただきました。

何度も神戸に行ってきましたが、今回は日本人だけではなく、神戸牛を目当てに来ているインバウンドも多かったので、過去最高の人出でした。

二日間で美味しいものを食べすぎて太ったので、GW明けはダイエットモードに切り替えます!!!

神戸・元町「南京町」広場の東にある「昌園」でランチ


神戸・元町「南京町」にて

さて今回の旅で感じたことは、日本には生かされていない観光資源が山ほどあるということです。

特に、日本史の物語中でベスト10に入ると思われる「忠臣蔵」の舞台の赤穂は、まだインバウンドに発見されていません。

ネット情報での英語でのアピールや観光看板の外国語表記、バスの利便性を向上すれば、かなりの集客が見込めるでしょう。

瀬戸内という大自然と、温泉、物語と条件がそろっている赤穂は、伸びしろしかないと思いました。