潜在意識にアクセスできるなんて夢物語!?

潜在意識に働きかける方法が流行っています。
マインドフルネスやらコーチングやら瞑想やらヨガやらスピリチュアル系やらと。

どれも表面的な言葉だけで終わっています。
潜在意識に働きかけるセミナーやワークをやったことがある人は、潜在意識ってなんなのか果たしてピンときているでしょうか?
これが潜在意識が覚醒した状態なんだと自信を持って断言できるでしょうか?


ほとんどすべての人が、モヤモヤっとした霞がかかった感覚になると思います。
どれが潜在意識なのか、実際に潜在意識に働きかけられているのかキョトンとしてしまうのが現実だと思います。



本物の潜在意識が覚醒した状態とは

潜在意識が覚醒した状態は、モヤモアもキョトンとした状態もなく、自分の存在すべてが深い潜在意識の世界に入り込んだ感覚になります。
それはまさに究極の実感と言えるもので、非常に感覚的な、感覚それだけしかない世界です。

寝ている以上に深い意識なのに、脳が覚醒して活性化している状態だと思って下さい。
その状態こそ脳覚醒、潜在意識覚醒状態なんです。
その状態になると、潜在意識かどうかということが馬鹿らしくなってきます。
なぜなら、自分の意識が潜在意識と同一化しているからです。

普通の意識では、自分の意識的なものと潜在意識的なものは全く別種のものです。
意識では右に行きたくても、潜在意識では左だと思っていたり、そのズレが心の難しい問題です。
だから、成功するためにコーチングもマインドフルネスも自己啓発セミナーも潜在意識に働きかけることの重要性を知っており、潜在意識の働きがどれだけすごいものか説きます。

しかし、決して潜在意識を体感することはありません。
通常の意識では絶対に潜在意識を実感できないからです。
通常の意識が消失して初めて潜在意識が浮かび上がります。

その状態では自分はいつもと完全に違う意識に変性していることがわかります。
人から指摘されなくても、自分自身でわかってしまいます。
潜在意識の世界に入っているのかどうかわからないレベルでは、残念ながら潜在意識に働きかけることなんて不可能でしょう。


圧倒的ではないか! 潜在意識の覚醒状態

潜在意識が覚醒した時の感覚は圧倒的です。
恍惚感の圧がすごく、自分が超人にすら感じます。
感覚的なものしかなく、それも加速しまくった感覚が自分の中でほとばしっています。
すべてがわかった気になります。
自分が何者かも把握できます、完全に。
これが俺なんだという強さが出てきます。

あるいはずっと潜在意識や無意識に抑え込んできた抑圧された感情がドバーッと出てきます。
これも気持ちいいです。
一種の快感でもあります。
悪いものが一気に放出されて無くなっていくのだから。

潜在意識が覚醒した時、悪いものが消失していきながら、さらに深い底にある本当の自分と出会うといったら間違いではないと思います。
しかも、潜在意識と自分の普段こうなりたい、こうしたいという意識が完全に融合しているため、自分の意志で潜在意識をより良い方向に導けるわけです。



潜在意識に働きかけられているかピンと来ていないなら、今後も望みなし!?

だから、もし潜在意識に働きかけるワークやセミナーを受けていて、ピンとこなかったら、まずこれからもピンとくることはないでしょう。
潜在意識は一度入りそこねると、気持ちが冷めていきます。
知恵を使ってどうにかしようとして、感覚的なものが無くなっていきます。
感覚オンリーになるからこそ、潜在意識が覚醒していくわけです。