やせ我慢するデブ

 

はろー!

(穂村好きが観てる映画や歌は大体カブる。そして厄介な人間が多い。しかし求愛瞳孔反射は間違いなく名作だ)

 

あのさ!なんだろ。

 

みんなが喜んでる時にいらんこと言う人いるじゃないですか。単純な話、感動VTRに「まあヤラセだろうけど」とか言うタイプ。なんなの?マジでなんなの?

 

もうよくない?よかったねえ、でよくない?どういう感情なの?心が腐ってしまっているの?

 

仮になにかあったとしよう。

 

あのさ、知らねえよ。

 

お前の痛みなんか知らねえよ。知ってほしいならやり方考えろよ。「聞いてほしい」の一言があれば少なくともおれは聞くよ。コミュ障だから、じゃないって。甘えるな。誰かに甘えるのは悪い事じゃない(むしろ愛しい)でもお前は自分に甘いだけだ。

 

みんなで飲んでる時に泣きだすやつとかはね、嫌いじゃないんです。面白いから。怒り出すとか。

 

帰りに「あいつウザくなかった?」はうっとうしいです。本人に言えよ、というよりはなんていうのかな、うん、面白くないじゃないですか。

 

ぼくはそこで”正しさ”を持ち出す気はないのですが(え?あの笑顔ウソだったんだ)にちょっとだけ引く。いや、別にね、いいんです。いいんですが、その共感のお誘い、に弱さを感じるといいますか。

 

「今日めちゃくちゃ愛想笑いしちゃったわ」だったら引かないんです。というか本音を出してくれてるんだと嬉しく思います。彼女とかだったら多分そういう言い回しするでしょ?

 

だから「あいつウザくなかった?」はこっちの反応を伺ってる感じだと思うのです。ぼくはそれを”弱さ”と表現しちゃってるけど、そうさせてしまってるとも言える。結局、そうさせてる自分が好きじゃないってことで、相手のやり方に異議を唱えるのもズレてますね。

 

ここまで来て初めて「自分のことしか考えていない自分」が成立するのかな、と。

 

なんでこんな話をするのかと言えば、さいきん委託されてる職場に「おれ自分のことしか考えてねーから」を連発するジジイがいて、なんで毎日それ言うんだろ?と不思議だったから。

 

意味ないよなぁ、とぽけーっと考えてて、気になってた。だってほんとに自分のことしか考えてなかったらそんなん言う必要ないじゃないですか。

 

ぼくの結論は「嫌われたくないよー!」です。”ならそう言えや老いぼれ!”と、ちょっとかわいいな、なんて思ったり。

 

しかしぼくはそのあたり冷徹なので話しかけられてもほぼ返事しません。だから余計にぼくが目に入るのでしょう。明らかに意識してる、気付いてないフリするのがめんどいくらい。

 

もちろんぼくにも、ぼくは興味あるのに向こうはそうでもないってことがあります。ぼくは自分に興味がない人には好奇心が続かないので執着はしません。前はめちゃくちゃしてましたが、マジでやめた方がいいと思って。時間も精神も削られるだけです。

 

分かってても出来ない、のは分かってないからですよ。誰かの為に生きるなんてバカのすることです。

 

「誰にも負けないのはあなたへの愛」なんて今まで何も積み重ねてこなかった人の言い訳だもん(なんとかそうならぬよう必死ですわ)

 

”社会人としての身だしなみ”として同じ格好を要求しながら面接では個性を問う矛盾、1分の遅刻を許さない常識は数時間の残業を強要する。土日までの日数を数える疲労感と、やっときた休日は何をしようかと考えてる内に終わり、月に1度の給料は銀座のクラブを許さない。それは月曜日の満員電車に飽和して、ほんの少し空いてる窓を曇らせた。

 

コロナやウクライナ侵攻は現実をぶち壊してくれ、という我々の悲願がえらく半端に表れたのかもしれない。

 

国家公務員は安心と引き換えに嫌味を言われ、こっそりと海外旅行へ出かける。(国家試験受かってるんだよ!10代から人より努力してきたんだよ!)

 

ぼくは現実ってやつが完全敗北するところが見たい。常識が破壊されるシーンを目の当たりにしたい。

 

今のところぼくは運が重要だと思ってる。でも運を掴むのに必要不可欠なのはいじけないこと。

 

「現実は甘くない」

 

うん、それを口にしたあなたに奇跡は起きない。絶対に起きない。言葉は願い。現実は甘くない、と言えば「甘くない現実」しか訪れない。

 

だからあなたは正しい。

 

あなたの正しさがあなたの人生を構築する。笑えよ、厳しい現実に歓喜しろよ。こんなに世知辛い人生ありがとう!って言え!(おらぁ!おらぁ!)

 

個人事業に交通費なんて気の利いたモノは出ない、経費として計上は出来る。儲かってナンボの話。

 

家に帰ってくれば、同じ状態でいてたまるかと勝手に決めたノルマをこなす。本番は帰宅後だ。飯を食うためだけの仕事で疲れてる場合じゃない。

 

ハンバーグ食べたいよー、とスーパーで物色しても「いらんもんばっか添加しやがって...」と買う気にならない。

 

仕方がないので自分でつくる。「なんで四角いの?」と言われたが「フライパンが四角いから」としか言いようがない。

 

ぼくは制限だけが製作を加速させると思ってる。うちにはドラムが不在、ゆえに疾走感を求めるとやり方を試行錯誤するしかなくなる。

 

ぼくも相棒も「ドラム探すか」とは口にしない。別に話し合ったわけじゃない。どうすりゃいいかな、と考えるだけ。ぼくは「だからおれらって良いんだよな~」と思う。

 

どうしても欲しいフレーズに技術が必要ならお金を払う。(その技術を習得するには何年もかかる。なら3日働いた方がいい)

 

次次次回くらいの曲はもう依頼してある。プロの知り合いが居るのはありがたい。

 

相場より安くやってくれる。だから人間関係はちゃんとした方がいい。ぼくは損得で考える。役に立たない人との関係性どうでもよす。

 

逆に言えば、ぼくは人がぼくを繋ぎ留めておくだけの能力を身に着けておかないといけない。手前の傷くらいは手前で癒す。

 

ぼくが思う自立とは、依存先を分散させておくこと。家族、恋人、友達なんでもいいけどひとつ失ってすべてが狂う状況は誰も幸せにならない、というのがぼくの考え方。

 

人は余裕がないと自分以外に優しくできないと思う。そして優しくなれないってことほど寂しいものは無いと思う。

 

自分を犠牲にして与える愛にはどこかウソ臭さがつきまとう。きっかけひとつで相手のせいにする危うさが空中分解を匂わせる。

 

それが100%正しいと思うのだけど、知ってる?そんな理屈で説明できない絶対的矛盾をロックンロールって言うんだよ?(いやーん!恥ずかしい!)

 

あなたの為には生きない。まるごとあなたのせいにして生きたい。

 

知り合いが「数百万の使い道がない」と持ち掛けてきた。それくらいならNISAに突っ込んどきゃいいじゃないすか、と返すも「休眠会社があってなんかやりたい」と言う。

 

ぼくは80年代のロックとかおもちゃとか古着とかバイクがだいすきだから、そんなんやりません?と口説く。お酒奢ってくれるから誘われたら行ってたけど、より楽しい!

 

急にテンションの上がるぼくに「わはは!」とするおっさん。最高かよ。

 

いつだったか、資産使い果たしてやろうと豪遊して、ちゃんと困った私。(管理してくれる嫁がほしい)「また稼ぐからいいよ」なんて言ってたが、再始動がいつも1歩遅れる。

 

輸入した1万円の冷蔵庫は5万くらいで売る。別に売れるからいっか、ってやってたけどもうちょっとマジでやらんとだめだな。いろいろな意味で。

 

口座のお金が足りなくてクレジットカードが止まった。Suicaにチャージができなくて気づいた。そもそも現金を持ってないオイラ。

 

とりあえずの交通費を下ろそうとしたがキャッシュカードを失くしたぼくはそれも叶わない。通帳はあったが下ろすことができない。どうやら通帳だけでは振込しか出来ないらしい。(ぼくはそんなことも知らなかった)

 

キャッシュカードを失くしたことに気づいた数日前に再発行は頼んでいたが、明日の電車賃がない。(銀行口座からSuicaにデータ上でやりとりするアプリもあったが、ぼくが見つけたのはアンドロイド限定だった)

 

あれ?どうしよ?と悩みながら家に帰ると新しいキャッシュカードが届いてた。厳密に言うと「届けに来たけど居なかったから持ち帰ったよー」という知らせがポストに入ってた。

 

当日中の再配達は17時まで。

 

いま何時?と時計を見れば16時50分。どわー!ギリだ!と再配達依頼。セーフ。

 

届いたサラのカードを手に夜のコンビニへ。手数をかけて手数料を払い、無事に交通費ゲット。

 

数百円に困るぼく。

一体なにをしているんだ。

 

ぼくがぼくから分裂してしまったのはいつだろう。悲しさだけがぼくに残って、客観視しか出来ないふかふかのソファーで横になっている。どうやらまだ出ていくつもりはないらしいな、と吸い込めるだけの空気を取り込んだ。

 

1日が24時間もあることに恐怖を感じた朝は、誰かに会いたくてスマホを手に持ってみる。でもやめとこう、と布団に放り投げた。会いたい人ってのは会いたい時には会えない。それは学校を卒業した頃から続く”いつものこと”だ。

 

ぼく自身は「会いたい」を何回断ってきたかな。どうしても行けない、なんてことが本当にあったのかな。

 

心の傷なんてものは時間でふさがっていく。みんな知ってること。残った傷跡は目をこらしてようやく確認できる程度、それも何の傷だったか誰につけられたのかもボンヤリしてく。

 

血が固まってしまうものだから、また走って転ぶ。なら痛みが続けばいい。もう治ってくれるなよ、ケガには敏感でいたいから。

 

誰かの言葉を刃にしてせっせと研ぐのは自分自身だ、きっと。

 

夏の匂いがする。

 

海に行ったり祭りに行ったり花火をしよう。旅行もしたいな。さーて、仕事でもしましょっか。

 

ではまた!

 

本日のジョギングBGM

「killer queen/Queen」(今さらだけど作曲能力エグくねえ?)